約 2,040,617 件
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/603.html
某トンデモ軍艦ゲーのおまけステージで思いついたネタ ※非エロ。吹雪とデートするだけ 提督は多忙である。 鎮守府の運営や資材調達。艦娘やその装備の開発及び強化計画の立案。 演習や遠征、何より実際の深海棲艦との戦闘とその業務は多岐にわたり、それ以外にも艦娘達のケアもまた提督の仕事である。 例え戦闘以外はほぼルーチンワークでも、艦娘や装備の開発が資材突っ込んでボタン押してお祈りするだけでも、 こちらから艦隊を送り込むのでなければオーダー表を提出するだけの演習でもだ。 「あ~今日なんもやることないな。遠征組帰ってくるまで暇だな」 「目安箱に何件か投函されてますよ」 ……多忙ったら多忙なのである。 この艦隊では上層部からの指示により艦娘達から提督への相談のため目安箱を設置していた。 この目安箱の中身をチェックするのも提督の業務の一環である。 これまで特にトラブルのないこの艦隊では、この目安箱が活躍することは稀だった。 「英独ソが一つ屋根の下で仲良くやってるのもよく考えたらすごいことだよな」 等と独り言を呟いているうちに今日も昨日までと同じ時間に吹雪が目安箱を持ってきた。 艦隊の規模も最初の頃と比べるとかなり大きくなり、最古参である吹雪も秘書を務めることは少なくなったが、 毎日決まった時間に目安箱を回収してくるのは今でも彼女の役割だった。 「珍しいな」 そう軽く驚きながら目安箱をひっくり返して中身を机の上に広げる提督。 取りあえず手近にあった1枚を読み上げてみる。 最近大井っちが魚雷に私の名前を付けて可愛がりはじめた。メンテしながら語りかけたりしていて正直引く。 「これ……北上だな」 「北上さんですね」 一応プライバシー保護の点から記名は任意となっているが、匿名でも誰なのか分かるケースが多い。 「夜のトイレで撃たれそうな気がするが一応やんわりと大井に伝えておこう……」 「北上さんから引かれてると分かったら立ち直れなそうですが…」 方針が決まった所で2枚目へ。 魚雷バカに改二があり、夜戦バカにも改二があり、重巡バカにも改二が実装された今、 この航戦バカの私にはいつ改二が来るのだろうか。 「……たぶん日向さんですね」 「……知るか」 回答を保留して3枚目へ。 正統派アイドル路線で売り出したは良いものの『恋の2-4-11』以降あまり目立てていません。 これからはバラエティータレント路線に切り替えた方が良いでしょうか? 「割と真面目に進路相談ですね」 「マネージャーに相談してくれ」 4枚目へ。 ファンクラブの方から最近面識が一切無いにも拘らず那珂ちゃんの育ての親を名乗り、それを使って商売をしている人がいるというたれ込みがありました。 川内姉さんはマイナスイメージにならないのであれば放っておいてもいいのではと言っていますが、 後々トラブルの原因になりそうな問題は早期に対処したいとも考えています。 法律関係も含め、どのような対応が必要でしょうか。 「神通さんマネージャーだったんですね」 「プロダクションに相談してくれ」 取りあえず法律関係については必要なら弁護士を紹介することにして最後の相談へ。 豚肉(肩ロース) 人参 玉ねぎ じゃがいも 「何だこれ?」 「買い物メモ……ですかね?」 何の相談か全くわからないそれは、他の2通が便箋なのに対し、小さなメモ紙に上記の内容が走り書きされていた。 成程、吹雪の言う通り買い物の内容を書いたメモにも思える。 暫くして提督に一人思い当たる人物があった。 「ああ。鳳翔さんか。きっと買い物メモを間違えて入れたんだろう」 「どうします?ご本人に返してきますか?」 吹雪の問いに少し考えてから提督が答える。 「いや、どうせ暇だし散歩がてら俺が買って来よう。暇なら一緒にどうだ?」 「えっ?あ、はい!ご一緒します!」 ……多忙なのである。 買い出しに向かったのは近所の商店街。大型チェーン店の出店によりシャッター通り化の著しい場所だが、その分生き残った店は安くなっている。 「こうして二人で歩くのも久しぶりだな」 「そうですね……」 吹雪は顔をやや俯かせてはにかんでいる。 提督は吹雪の歩幅に合わせ速度を落として歩いている。 まだ艦隊に吹雪しかいなかった頃、二人で出かけた時にも提督は同じように歩幅を合わせていた。 それに初めて吹雪が気付いた時が今では随分前の様に思えるが、提督の歩く速さはその時と全く変わっていない。 (司令官、私の歩く速さ覚えててくれたんだ) 嬉しいような、こそばゆいような気がして、吹雪の口元が少し緩む。 「顔が赤いぞ。熱でもあるのか?」 「えっ!?い、いえ!!何でもありません!」 (恋人同士って、こういう事するのかな…?) 提督の言葉を否定しながらも、吹雪の頬は赤く染まっていた。 「公園突っ切ろう。こっちの方が近道だ」 二人が中に入った公園には真ん中に大きな池があり、その岸を歩いて対岸に回れば外の道を通るより近道になる。 夏は日差しを遮り、秋には落ち葉で情緒を演出した植え込みの木も、すっかり冬の装いとなって静かな池に寂しげな印象を与えている―ある一点を除いて。 「お、アヒルだ」 丁度提督と吹雪が通りかかった頃、植え込みから池に岸辺を横断するアヒルの一隊を見つけた。 親鳥と思われる白いアヒルは歩く度に尻をふりふりと動かし、その後ろから黄色い三羽の雛たちが小さな体でちょこちょこと後に続く。 「可愛いですね!」 吹雪が弾んだ声を上げる。 アヒルたちは立ち止まった二人の前を横切って池に入っていき、最後の一羽がどういう訳か渡り終えたところで吹雪の方にちょこんと頭を下げたように見えた。 「~~~~~~~~ッ!?」 提督の隣から声にならない悶絶が聞こえた。 吹雪の目には少女漫画よろしく目に星が入っている。 暫くアヒルたちを堪能した後、その後ろ姿を目で追っている吹雪に斜め前から声がかかった。 「そろそろ行こうか」 「あ、ああ、はっ、はい!」 慌てて振り返り歩き出した拍子に何かに足を取られた。 「わっ!?」 「おっと」 危うく転びそうになった吹雪を提督がしっかりと捕まえていた。 しかしその姿はまるで、吹雪が提督に抱き着いてるようになる訳で。 「大丈夫か?」 「すっ、すすすいません!吹雪は大丈夫です!」 その状況に気付き、耳まで真っ赤になった吹雪が提督から慌てて離れる。 混乱のあまり榛名みたいな口調になっている。 白いセーラー服に真っ赤な顔というマッチ棒のような状態で公園を抜けた吹雪と提督は、そのまま買い出しに向かう。 「肩ロースお待ちどう!そっちは娘さん?」 「いえ、娘という訳では…」 肉屋の主と提督とのやり取りに思わずふと考え込む吹雪。 (私と司令官ってどう見えてるんだろう?) 親子と言うには近すぎて、兄妹と言うには離れすぎてもいる。 提督と艦娘と言わなければ、色々勘ぐられてしまうかもしれない。 (勘ぐられるって、何を?) (何をって、それは―) 自問自答の末に辿り着いた答えは、とても既に傾いているとはいえ太陽の下で言えるような言葉ではない。 自分の想像に再びマッチ棒になる吹雪。 (ちっ、違います!私と司令官はただの提督と艦娘であってその関係は健全そのものであって決してそういうその……淫らな事…とか……そんな…っ!!とにかく健全ですっ!) 「よし。これで買い物は終りょ―」 自問自答で赤面している吹雪の、その更に後ろに提督の鋭い視線が飛ぶ。 「司令…官……?」 「誰かに見られている気がしたが……気のせいか」 そう言われて吹雪も辺りを見回すが、特にそれと言って怪しいところは無い。 提督の言葉通り、気のせいだったのだろうか。 鎮守府へ戻る道すがら、再び入った公園内で、不意に提督は持っていた八百屋のビニール袋を吹雪に渡し、脇道へ入っていく。 「どうしたんですか?」 「いや、ちょっとトイレにな」 そう言って姿を消したまま、提督は戻ってこなかった。 (遅いなぁ……) 曇り始めた空の下、池のほとりにあるベンチに腰掛けて待ち続けている吹雪。 待てど暮らせど提督は戻ってこない。 (ちょっと見に行ってみよう) 左手に預かった八百屋のビニール袋、右手に肉屋のビニール袋を持って提督の進んで行った方へ進んでいく吹雪。 暫くして彼女の耳に男が言い争うような声が聞こえてきたが、それを聞いた途端、吹雪は無意識に走り出していた。 (司令官の声だ!) 間に合わなければ二度と彼と会えなくなってしまうような不安に襲われ、それから逃げるように足を全力で動かす。 (待ってください!行かないで!司令官!!) 茂みの向こうに彼の頭が見えた時、丁度道が終わり彼の前に飛び出した。 「司令か……ん…?」 言い争っていたのは彼と 「だから誤解だって言ってるでしょう!さっき身分証も見せましたよね!?」 「ですからお話を伺うために車までご同行ください」 「何故パトカーに連れていく必要が?ここでできない話じゃないでしょう?」 「すぐ終わりますからご同行願います」 二人の警官だった。 「あの~、司令官?」 「おお吹雪!丁度いいところに来てくれた!誤解を解いてくれ、誘拐犯だと思われてる」 「ああ君が通報にあった子だね。この人は知り合い?」 (私を巡って事案が発生している!?) 吹雪の不安はある意味正しかった。 間に合わなければ次に会うのは色々面倒になっただろう。 「あの、この人はかくかくしかじかで…」 吹雪の証言によってようやく疑いが晴れた提督はほっと胸をなでおろす。 警官によれば「目つきの鋭い男が中学生ぐらいの女の子を連れ歩いている」という通報があったらしい。 恐らく、商店街で感じた視線がその通報者だろう。 「いや~良かった良かった。ありがとうな吹雪。助かったよ」 「いえ。あの…」 提督の言葉に吹雪は申し訳なさそうに告げる。 「すいません。私がついてきちゃったから…」 「気にするな。誘ったのは俺だ。それに―」 言いかけた提督の頭にぽつりと雨粒が落ち、すぐにバケツをひっくり返したような土砂降りとなった。 「いかん、来い」 「えっ!?ちょ、司令官!?」 咄嗟に吹雪の手を掴み、一番近い出口へと駆けだした。 「ありがとうございましたー」 出口のすぐ前にあったコンビニに駆け込みビニール傘を買った二人。 だが、問題は傘の数だ。 「まさか最後の一本だったとはな」 店側の発注ミスか、大して量を置いていなかったビニール傘は突然の雨で一瞬のうちに在庫を払底したようだった。 「まあ一本でも手に入ってよかったか」 シュボッと勢いよく傘を開いた提督はそれを左手に持つと、吹雪から再び受け取った野菜を右手に持った。 「ほら、入んな」 「しっ、失礼します!」 傘の左側端っこに、おずおずと吹雪が入った。 (あいあい傘!?司令官と!?こ、これはあくまで傘が一つしかないから仕方なくであって司令官の厚意に甘えているのであって、あいあい傘というあの……そういう感じのあれではなくって…) この世界全てに冷やかされているようでどうにも恥ずかしい。 「あの……やっぱりお気持ちだけで十分です!艦娘は濡れるのは慣れっこですし。その、傘小さいから司令官が濡れてしまいますし……ご迷惑、でしょうし……」 俯きながら、最後の方はほとんど聞き取れないような小声で断る。 その言葉に返ってきたのは、ふん、という小さいため息ひとつ。 「俺は一度もお前を迷惑だなんて思ったことは無いぞ」 頭の上から諭すような口調が降ってくる。 「さっきのはただ運が悪かっただけだ。だから気にするな。それに……」 少し間を空け、もったいぶったような、恥ずかしいような口調で続く。 「好きな娘に頼られるというのはなかなかいい気分だからな」 「!!!!」 吹雪の頭に電撃が迸った。 好きな娘。好きな娘。間違いなくそう言われた。好きな娘―。 「わっ、私も……私も……司令官の事……す…」 「?」 「す……すごく信頼しています!」 まっすぐ前は向けない。 右隣はもっと向けない。 だから、伏し目のまま、今言える精一杯。 「そいつは、嬉しいね」 頭の上から響いた言葉通りの口調の声に、吹雪は右側に体を寄せ、車道側を同じ歩幅で歩く彼の腕にぴったりと密着する。 冷たい雨の中、小さな傘の中だけが温かかった。 おまけという名の蛇足 「鳳翔さん、目安箱に入っていたもの買ってきましたよ」 「目安箱……ですか?いえ。私は何もいれていませんよ」 帰ってきた二人を待っていたのは、鳳翔の意外な返事だった。 「えっ、じゃあ誰が……」 顔を見合わせる二人の後ろから駆け寄る者が一人。 「提督ー!あの、目安箱なんですけど……」 「比叡さん?」 「比叡か。目安箱がどうした?」 駆け寄ってきた比叡は肩で息をしながら慌てて尋ねる。 「あっ、あの、目安箱に間違えて買い物メモ入れちゃって……あっ!それ!買って来てくれちゃったんですか!?すいません!!」 「なに、暇だったんだ気にするな。代金は後でいいぞ」 「ていうか、比叡さんだったんですね」 深々と頭を下げた比叡が、財布を取り出しながら補足する。 「すいません。カレーを作ろうと思って必要なものをメモしてたんですが……」 「「……え?」」 耳に届く、残酷な真実。 「お二人には腕によりをかけて特性比叡カレーご馳走します!」 「「ひええええええーっ!?」」 二人の絶叫が鎮守府にこだました。 終
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/96.html
前回の話 「第二次攻撃隊、稼動機、全機発艦!」 瑞鶴の声と同時に多数の艦載機が敵艦隊を蹂躙していく。 主力艦隊にはまだ練度が劣るとは言えそこは最新の正規空母 相手に空母がいなかったということもあり、あっさりと制空権を抑えた後 アウトレンジからの攻撃で次々と巡洋艦や駆逐艦が沈んでゆく。 そして第二次攻撃隊の帰還を待たず突撃していった他の艦娘たちの攻撃により あっという間に戦闘は終結した。 「どうした瑞鶴、MVP取った割には機嫌が悪いな」 「だって相手は軽巡と駆逐艦の艦隊でしょ、勝って当然じゃない」 「まぁ戦力差で言えば確かに圧倒的ではあったが味方に被害が出ないに越したことはない、よくやってくれた」 「う、うん……」 瑞鶴の視線の先では帰還時の恒例とも言うべき頭撫でが駆逐艦たちに行われている。 中には子供扱いしないで欲しいという娘もいるので嫌がる相手や年長組には『基本的には』していないが 「あーずるいなー。鈴谷もなでてよー」 「お前もか、別に構わんが」 「へへー」 こういう例外もいたりする。 「……(ぐぬぬ)」 思い切り不機嫌な顔でその様子を眺め、自分もなでて欲しいという言葉を必死に飲み込む瑞鶴。 (ず、瑞鶴は正規空母なんだからっ!!) そう自分に必死に言い聞かせる、が…… 「提督、翔鶴姉達が帰ってきたみたいよ」 主力である第一艦隊が帰還する。 そういえば瑞鶴が秘書艦になってから第一艦隊の報告に立ち会うのは初めてだ。 (やっぱりみんな風格あるよね……翔鶴姉もすごい馴染んでるなぁ) 歴戦をくぐり抜けてきたという自信からくるオーラのようなものを感じて正直圧倒される。 「提督、第一艦隊帰還した」 旗艦長門の報告に口元を緩める提督。 「ご苦労、圧勝だったそうだな。翔鶴が小破か、ゆっくり休んで疲れと傷を癒せ」 「はい」 何気ないやり取りの中にある確たる信頼関係とやはり自分はまだ子供なのかという悔しさを感じる。 (……頭撫でられたいなんて思ってるようじゃダメだよね……もっとがんばらなk) 「ヘーイ、テートクゥー!」 「どうした金剛?」 「どうしたじゃないネー、いつものアレして欲しいネー!」 「はいはい」 と、提督は金剛に近寄り ナデナデ 「は?」 瑞鶴が小さく間の抜けた声を上げる。 「やっぱり帰ってきたらこれがないと落ち着かないネー!」 (ま、まぁ金剛さんは普段から思いっきり行動に出てるしね……) ナデナデ 「へ?」 「そんな……榛名にはもったいないです……」 金剛に続いて頭を撫でられ顔を赤くする榛名。 (は、榛名さんも、ま、まぁ……ね) 思わぬ光景に内心動揺しまくる瑞鶴。 ナデナデ 「へへっ……ありがとね」 (えっ、北上さんも!? 提督大井さんに刺されるよ!?) ナデナデ 「連合艦隊の旗艦を務めた栄光に比べれば微々たるものだが、貰っておこう……か」 頬を微妙に赤らめて呟く長門。 (長門さん!なんかカッコいいこと言ってるけど表情がセリフと逆ですよ!?) ナデナデ 「……良い作戦指揮でした。こんな艦隊なら、また一緒に出撃したいものです」 (一航戦ッ──────!!!) そして最後に ナデナデ 「うふふ、瑞鶴が見ている前だと少し恥ずかしいですね」 (し、翔鶴姉まで………!!) 「では解散!」 その言葉と同時に部屋を出ていく6人。 「じゃあ瑞鶴、私ドックに行ってくるわね」 そう言って翔鶴も出て行った数分後。 「提督さんのバカァ─────!!!」 ワナワナと体を震わせた瑞鶴の罵声と同時に理不尽な暴力が提督を襲うのであった。 「ふん……なによ……提督さんのバーカバーカ……チェッ」 膝を抱えて自室の部屋の隅でいじける瑞鶴、そしてその態勢のままゴロリと横になる。 (翔鶴姉のあんな顔……今まで見たことなかったな……) 頭を撫でられている時の翔鶴の顔、普段自分に向けてくれる笑顔とは違う 気配りのある自慢の姉がみせていたのはまるで恋する─── 「ああもうっ! なんなのよー!!」 提督に八つ当たりしていた時もそうだったが胸がざわざわする。 他の艦娘たちと触れ合っているところを思い出すとさらにざわざわは酷くなる。 わかってはいるのだが認めたくない、だからこんな言葉が口から出てしまうのだ。 「提督さんのバカ……」 枕を抱き締めながら自分がして欲しかった事を想像する。 以下妄想 「提督さんっ! 瑞鶴頑張ったよ!」 「よくやったな瑞鶴」 ナデナデ 「えへへ……提督さん」 「ん?」 「大好き(はぁと」 「俺もだよ瑞鶴」 提督が瑞鶴の唇を塞ぐ。 ちょっとびっくりするけど提督のするがままに任せる。 空いている手で抱き寄せられ、頭を撫でていた手は徐々に下に下がり…… 「あっ……提督さん! そこは……」 「ダメか?」 「……ううん。提督さんなら……いいよ」 気がつくと瑞鶴は自分の指を下着の中に入れ、自慰をしていた。 「提督さん……んっ……提督さん……」 妄想の中で瑞鶴は提督に純潔を捧げる。 指使いがだんだんと激しさを増し、瑞鶴の口から押し殺した喘ぎ声が漏れる。 「やっ…! 提督さん! 瑞鶴、イっちゃうっ……!!」 自身の奥に指を突き入れると同時に瑞鶴の体がビクンと跳ね、軽く絶頂に達する。 ハァハァと息を整えながらボンヤリと自分の愛液にまみれた指を見つめる瑞鶴。 そしてノロノロと体を動かしティッシュで指とアソコを拭き、再び枕を抱きしめる。 (この枕が提督さんだったらいいのに……) しばらくしてそんなことを思いながら先ほどの自分の行為を思い出し、自己嫌悪に陥る。(………く) (なんで素直に言えないのかな……こんな性格じゃ好きになってなんか……もらえないよね) いつも何かしようとしては空回ってばかりいる気がする。(……かく) (それに翔鶴姉にも……ううん、ほかの人にもどうせかないっこないし……) はぁ~と深くため息をつく(…いかく?) (だけど、少しくらい気づいてくれたっていいじゃない) そう思いながらまたいつもの言葉をこぼしてしまう。 「提督さんのバーカ……」 「瑞鶴?」 「瑞鶴、提督と何かあったの?」 背後から翔鶴の声がして文字通り飛び上がる。 「しょ、翔鶴姉!?」 お風呂上がりの翔鶴がいつの間にか瑞鶴の背後に立っていた。 湯から上がったばかりでほんのりと肌の上気している翔鶴は同性から見ても艶かしい色気を醸し出している。 「べ、別に……何も……」 「あら、提督のこと呟いてるからどうしたのかしらって」 「へ……? ……翔鶴姉……どのくらい前からいたの?」 「5分くらいかしら、瑞鶴ったらちっとも気づかないんだもの」 つまり5分間ずっと恥ずかしい妄想をしていて気づかず、独り言を聞かれていたということだ。 「イヤァァァァァァァ!!」 真っ赤になった顔を枕にうずめてジタバタと転げまわる瑞鶴 クスクス笑いながら見守る翔鶴をよそに10分ほど転がっていた。 「落ち着いた?」 「う、うん……」 転げまわっている間に翔鶴がいれてくれたお茶を一口飲む。 「あ、あのね……一つ聞きたいんだけど……」 「あら、あらたまってどうしたの?」 「そ、その……翔鶴姉って……提督さ、て、提督のことどう思ってるのかな……って」 「そうね~、提督のことは好きよ? というよりここの鎮守府にいる娘達はみんな好きなんじゃないかしら」 なんともないかのように答える翔鶴に瑞鶴は盛大にずっこける。 「え、いや! そ、そうじゃなくて、そう言う意味の好きじゃなくて!」 「?」 「あの……その……い、異性として……その……ゴニョゴニョ」 顔を赤くして口ごもる瑞鶴に翔鶴はあぁ……という笑顔を向ける。 「そうね、正直に言うと困ってしまうわね」 「え、どういうこと?」 予想のしていなかった答えに瑞鶴の顔が?になる。 そんな瑞鶴に翔鶴は笑顔のままで爆弾発言をかました。 「だって、妹と同じ人を好きになってしまっているんですもの」 「……へ?」 全く表情を変えない翔鶴とは対照的に瑞鶴の顔がみるみるうちに赤くなってゆく。 「そっそそそそそそんなことないっ!!」 「あらあら」 そんな瑞鶴の様子を楽しそうに見ていた翔鶴だが、少し真面目な顔になり、瑞鶴の手の上に自分の手を乗せ静かに尋ねる。 「本当に……そうなの?」 「…………」 瑞鶴は目を逸らして黙りこくってしまう。 「だ、だって……どうせかなわないから……翔鶴姉みたいに強くないし。む、胸だってゴニョゴニョ」 「それはあなたの気持ちとは全然関係ないわよ?」 「う……」 「提督のこと、好きなんでしょ?」 ………コクン 「うふふ、素直でよろしい」 畳を見つめながら瑞鶴は考える、姉妹だというのにこの余裕の差は何なんだろうと。 「気持ちってね……多分ちゃんと言葉にしなければ伝わらないものなのよ」 そう言う翔鶴は優しく語りかけてくる。 でも、と瑞鶴は思う。そう言うなら翔鶴はもう提督に対して…… 「翔鶴姉は……もう提督にそのこと話しちゃったの?」 少なくとも提督からはそういう感情は見受けられなかった、と思う。 そんな瑞鶴の言葉を聞いた翔鶴は困ったような笑顔を浮かべて答える。 「それがね、まだなの。私だって怖いのよ。拒絶されたらどうしようって」 お淑やかな雰囲気の中にも凛とした強さを持ち、一航戦にまで実力を認められた姉の意外な言葉に瑞鶴は目を丸くする。 「し、翔鶴姉ならそんなこと……!」 「ふふっ、私も瑞鶴と同じなのよ。思っていてもなかなか素直に言い出せない」 と、何かを思い出すように天井を見上げる。 「翔鶴姉?」 「ん……違うわね。一回だけあったわ、素直に気持ちをぶつけたこと」 「そうなの?」 「ええ、前に加賀さんのこと瑞鶴から言われたことあったでしょう? それで思い出したの」 その頃着任したばかりの翔鶴は正規空母という肩書きに見合った戦果を上げられず 当時秘書官であった加賀からは名指しで 「五航戦の子なんかと一緒にしないで」 と言われていた。 そして言い返せない自分が情けなかった。 かつて付けられた被害担当艦という不名誉なあだ名を思い出させるかのように出撃するたびにドックに入る日々。 今の瑞鶴にとっての翔鶴のように頼れる人もおらず、鬱々とした感情が溜まっていった。 そんな感情がその日ついに爆発した。 いつものように中破し、惨めな姿で帰ってきた翔鶴は暗い気持ちで戦闘詳細を報告した。 いつものように優しく労いの言葉をかけてくれる提督。 だが隣に立っていた加賀の視線が、翔鶴には冷たく自分を見下すものに思えてならなかった。 そう思った瞬間言わずにいられなかった。 自分なんていてもいなくても変わらない なんでボロボロの自分にそんな優しい言葉をかけるのか、いっそ罵られたほうがマシだ 他にもひどい言葉をたくさん言った気がする。 もう自分でも何を言っているか分からずに気がついたら泣いていた。 それと同時に提督が優しく抱きしめてくれていることに気づいた。 何も言わずに頭を撫でてくれるその暖かな感触にまた涙が溢れ 今まで溜めていたものを吐き出すように提督の胸でわんわん泣き続けた。 泣き止んで我に返り、慌てて周りを見ると執務室には自分と提督しかいなかった。 加賀はどこに行ったのだろう? 恐る恐る尋ねると「多分演習場」という答えが帰ってきた。 「何故?」という翔鶴の問いに笑いながら提督は答えた。 「あいつも昔は今のお前と同じだった。だがお前よりも強い今も必死に自分を高めようと努力し続けている。何故だかわかるか?」 「わかりません……」 「怖いからだ。きっと翔鶴は強くなる加賀は思っている。 だからこそ一航戦……単なる先輩としての意地に思えなくもないが お前にとっての目標でありつづけようと人一倍自分を律しようとしている」 まぁ口調がきついのはあの性格だから仕方ないが、と付け加える。 正直信じられなかった、加賀が自分をそこまで評価しているなんて。 だが、ある日演習場で加賀の訓練を翔鶴は目にする。 通常の訓練が終わった後も居残り 発着艦と攻撃指示を反復し続ける姿を。 自分の思い通りに艦載機を操る、それがどれだけ難しいかは同じ空母である翔鶴にもわかっていた。 見ている間一切気を抜かずにより早く、より速く、より正確に 鬼気迫る表情で訓練を続ける加賀を『美しい』と思った。 そして自分は一体何をやっているのだろうと。 最新の正規空母であることによる慢心があったことは否定できないが それ以上に覚悟の段階で彼女とは埋められるはずのない差ができてしまっていたのだ。 (もう迷わない、いつかきっとこの人に追いついてみせる) そう決意した翔鶴の足は自然と演習場に向かっていた。 「………」 並んで訓練を開始した翔鶴を加賀は横目でチラリと見ただけだった。 その視線を気にすることなく加賀に負けじと艦載機を発艦させる。 そして宣言する。 「いつかきっと……加賀さんに追いついて、追い抜いてみせます!」 「……五航戦の子には負けないわ」 加賀はそっけない声を返した。 だが翔鶴は確かに見た、ほんの一瞬だが加賀が微笑んでいたのを…… 「その時からかしらね……全て受け止めてくれた提督を好きになって 加賀さんからだんだん『五航戦の子』って言われなくなっていったのは」 翔鶴の長い話を聞いた瑞鶴は黙りこくっている。 自分にもし翔鶴姉がいなかったらどうだったろう。 きっとその時の翔鶴姉と一緒で耐えられなかったと思う。 そして自暴自棄を起こしたであろう自分を提督は受け止めてくれるだろうか。 (きっと提督さんは受け止めてくれるんだろうな……) 明確な証明などできるはずもないが、瑞鶴はそう確信していた。 だから好きになってしまったのだろう、姉と同じように。 「翔鶴姉……」 「なに?」 「瑞鶴も頑張る……翔鶴姉達に追いつけるように!!」 「うふふ、期待してるわ。瑞鶴……でも今は夜間だから訓練できないわよ?」 今にも飛び出しそうだった瑞鶴が固まる、そうだ……空母は野戦無理だった…… 夜戦……という言葉で以前提督の言葉を勘違いした記憶が蘇る。 (提督さんと夜戦……) さっきの妄想が脳裏をよぎり、真っ赤になりながら頭をぶんぶん振って追い出そうとする。 「瑞鶴……大丈夫?」 「だ、大丈夫……そ、それと……その……提督さんのことは……」 「そのことなんだけど……」 翔鶴はニッコリ笑って一言。 「どうせだし、今から二人で言いに行きましょうか?」 「へ……? え、えぇぇぇぇぇぇぇぇ!? な、なんで!?」 「せっかくの機会だし……それに私もまだ一人で言う勇気がないもの」 「え……う……い、いや……その……」 有無を言わさず姉に腕を掴まれて瑞鶴はズルズルと引きずられていくのであった。 「え~と……これは……瑞鶴?」 「う、うぅ~……」 執務室に入った二人が目にしたのはまるで誰かに爆撃でも受けたかのような惨状の執務室と 床で大破して気を失っている提督だった。 「こ、これは……その……」 癇癪を起こして全力で提督に爆撃を浴びせた瑞鶴は状況の確認もせずに 「提督さんの大バカァァァァァァァァ!!」 と叫びながら飛び出していってしまったため、提督がどんな状態かわからなかったのだ。 「怪我はそこまで酷くないわね。気を失っている……というより眠ってしまっているようだけど」 「……う」 「あ! て、提督さん!?」 うめいた提督が目を開き、周囲を見回す。 「提督、大丈夫ですか?」 「……翔鶴と瑞鶴か……まぁ、少し体は痛むが。最近寝不足だったからそのまま寝てしまったようだな」 ほっと胸をなでおろして謝ろうとする翔鶴を瑞鶴が止めた。 「あの……提督さん。……ひどい事してごめんなさい」 提督の正面に正座し、涙を浮かべながら瑞鶴が謝る。 もしかしたら大怪我を負わせていたかもしれない、改めて部屋の惨状を見てそう思う。 「……ふぅ、二度はごめんだぞ?」 「……はい、ごめんなさい」 「さて、じゃあ提督はドックに連れていきましょうか」 「……いや、医務室でいいだろ」 提督の反応は至極真っ当なものだ。 そもそもドックは艦娘用のもので原理はよくわからないが傷や損傷を高速で癒すことができる。 確かにそのよくわからない効果で傷は早く治るかもしれないが普通は男子禁制の場所だ。 「大丈夫ですよ。今日は私が最後でしたから今は誰もいません」 「いやしかし……」 「ほら瑞鶴、そっちの肩を持って」 「う、うん。わかった」 「いや、お前ら人の話を」 と言いたいところではあるが正直体に力が入らない。 抵抗する間もなくドックに到着。 「ちょっと待て、わかった。ここで直すからその手をどけろ」 提督の声に焦りの色が浮かぶ、原因は二人が自分の服を脱がそうとしていることだ。 なんとか歩ける程度には感覚が戻っている。 流石にこれ以上させるのは風紀上望ましくない。 タオルだけ受け取ると器用に前を隠して服を脱ぎ、危なっかしい足取りで湯船に歩いて行った。 半裸は見られているがこの際仕方あるまい、さすがに体が限界だった。 湯船に浸かると不思議な感じが体を駆け巡る。 これがドックの効果かー……などど考えながら体の感覚を確かめる。 体ははほぼ動くようになった、傷や火傷はまだ痛むがそれは時間に任せればいいだろう。 もう少ししたら出るか、と考えていたところでガラガラと脱衣所の扉が開いた。 「はい?」 そこにいるのはバスタオルで体を包んだ翔鶴と同じくバスタオルで体を覆い、顔を赤くした瑞鶴だった。 「おい、お前達は別にドックに入る意味がないだろう。それに俺はもうすぐ出る。入るならそのあとにしてくれ」 笑顔でそれを無視しつつ翔鶴は湯船に入り、提督の隣に座る。 そして遅れて瑞鶴もその反対側に座った。 「……なんなんだ一体……」 「本当に提督……あなたという人は、鋭いのか鈍いのか未だによくわかりません」 いつにもまして静かな瑞鶴は姉よりも体を密着させてくる。 完全に離脱するタイミングを逃した提督は諦めたように背を湯船につけた。 しばしの間静かな時間が流れる。 「……あのね」 「ん?」 瑞鶴が口を開く。 「瑞鶴が勝手に怒って提督を爆撃したのはね……その……瑞鶴も、頭なでて欲しかったから……」 提督の頭の中が今日の出来事を掘り起こす。 そういえばなでられていないのは瑞鶴だけだ。 ただ、言わなかったのでそういうことをされるのは嫌だと思ったからであった。 ただでさえ爆撃してくるし、とはいえ チャプン、という音ともに提督の右腕が湯から出て瑞鶴の頭をなでる。 「濡れた手で申し訳ないけど、な」 なでられている瑞鶴の方はというと、真っ赤な顔をしながらもおとなしくそれを受け入れている。 「うふふ、良かったわね瑞鶴」 「……うん」 姉の言葉に素直に頷く瑞鶴 「さて、それじゃ俺はそろそろ上がる」 そう言って湯船を上がるがなぜか二人共付いてくる上に洗い場の方に誘導されてしまう。 「いつもの気を使っていただいているお礼にお背中流させていただきますね」 「瑞鶴は……さっきのお詫び」 提督とて男だ、二人の態度が何を示しているのか完全に分からないほど愚かではない。 だがそれは彼自身の決めたルールを破る行為に他ならなかった。 「すまないが「提督」 提督の言葉は翔鶴の言葉で遮られ、彼女の体が背中に密着する。 「提督……私はあなたが好きです。ずっと前からお慕いしていました……それに瑞鶴も」 その言葉と同時に斜めから瑞鶴が提督の体に細い腕をまわす。 「うん……瑞鶴も提督さんのことが好き……大好き」 力はそれほどでもない、だが振りほどくことを躊躇われるほどの意志がその腕に込められていることを感じる。 再び静寂に包まれるドック内、提督の声が静かに紡がれる。 「お前たちの好意は嬉しい、と思う。だがそれ以前に俺は提督だ。 特定の部下と関係を持ってそれが指揮や士気に悪影響をもたらしてしまっては本末転倒になってしまう」 ある程度好意に気づいたとしても応じなかった理由がそれだろう。 (ほんとに頑固なんだから……) 瑞鶴としてはもっと職権乱用してもいいと思ってるくらいだ。 だが、翔鶴はにっこり笑いながら全く予想外のセリフを紡ぎ出す。 「提督も意外と甲斐性がないのですね」 「は?」 「『提督ならば艦娘の10人や20人養ってやる』位のことを言ってくださってもいいと思いますよ?」 さらりととんでもないことを発言する翔鶴。 要約してしまえば『YOUハーレム作っちゃいなYO! 誰も邪魔しないからSA!!』ということだ それに、と翔鶴は言葉を続ける。 「提督ならきっとうまくできますよ、それどころか絶対に守りたい人が鎮守府にいて自分たちの帰りを待っていてくれる。 こんなに嬉しいこと、そしてこれ以上ないくらいに士気を高めてくれる事はありません」 「…………ッ!?」 逡巡する提督の唇に突然柔らかいものが触れる 瑞鶴が目一杯の勇気を振り絞って提督の唇を奪ったのだった。 舌を入れるとかそういうことはなしに、ただただ自分の思いをぶつけるかのように提督に口付ける瑞鶴。 ようやく唇を離すと真っ赤になりながらも真っ直ぐな目で提督を見つめる。 「瑞鶴も絶対翔鶴姉や加賀さんみたいになるために頑張る ……だけど強くなりたいのはそれだけじゃなくて……その、提督さんやみんなを守りたいから」 「瑞鶴……」 今までの彼女とは違う、どこか吹っ切れた迷いのない瞳でそう宣言する彼女を見つめる。 「提督」 「ん?……んんっ!?」 今度は翔鶴に唇を奪われる。 「お願いします。提督が私たちを受け入れてくれたように今度は私たちが提督を受け入れたいんです」 唇を離すと穏やかな中にも譲れない強さを秘めた目で提督を見つめる翔鶴。 「……負けたよ。憲兵でも軍法会議でもなんでも持って来い」 「提督!」 「提督さん!!」 本当に嬉しそうに提督の体を強く抱きしめる二人。 「~~~~っ!!」 ムクムク 「どうしたの提督さん……ってきゃあ!」 提督の視線がそらされたのを見て視線を下げた瑞鶴の目に入ったのは すっかり元気になってタオルの下からこれでもかと主張する提督の分身の姿だった。 「仕方ないだろ、俺だって男なんだから……それにお前達みたいな美人に抱きつかれたら普通はこうなる」 (お前達? って瑞鶴のことも美人って言ってくれてるんだ……!!) 翔鶴が美人なのは瑞鶴から見たって一目瞭然だ。 そんな姉と同じに見てくれている、それが嬉しくてますます提督の体にしがみつく。 提督からすると後ろからは翔鶴の体全体、特に背中に二つの柔らかいものが強く押し付けられ さらに前からは今まで見たことがないくらい素直になった瑞鶴の若々しい肌が密着して これで体に興奮するなというのが無理な話だろう。 思う存分提督の体に抱きついた二人が提督の前に移動しタオルを取り外すと 下からはすっかり固くなり反り返った肉棒が現れる。 「これが提督……殿方の……」 「お、思ってたよりおっきい……」 「あんまりジロジロ見ないでくれ……これでもかなり恥ずかしいんだ」 目を逸らしながら言う提督を無視して瑞鶴に尋ねる翔鶴。 「ねぇ瑞鶴、どうしてさしあげるのが一番いいのかしら」 「えっ!? そ、そこで瑞鶴に聞くの!?」 「ごめんなさい、私よりは知っているかなって」 「そ、その……確かこうされると気持ちいいって書いてあったかな……」 そう言いながら瑞鶴はおずおずと肉棒に舌を這わせる。 舌が触れた瞬間、ビクッと肉棒が震える。 「あら、提督。大丈夫ですか?」 「あ、ああ……その、気持ちいいぞ瑞鶴」 褒められて嬉しくなり日々の妄想で培われた技術を提督の分身にぶつけていると 反対側から翔鶴も肉棒に舌を這わせ始める。 「ん……ペロッ……これでよろしいのですか?提督」 「うっ……あ、あぁ……」 ある意味目の前の光景は天国である。 あの美人の鶴姉妹が自分のモノをこれ以上ないくらい愛おしげに舐めてくれているのだ。 これで興奮しない男がいようか、いやいない(反語) 口や舌捌きは当然ぎこちないが、そんなことはおつりが来て有り余るほどに目に映る光景は扇情的だ。 提督とて一応健全な男子だ、その光景とまるで取り合いをするかのように竿や亀頭に与えられる刺激は 限界を迎えるに十分すぎるものだった。 「うっ…二人共離れろ!」 だがその言葉に二人は従わず、唇を亀頭に押し付け舌による攻撃で止めを刺した。 ドビュルルルルッ!! 白い液体が先端から吐き出され、二人の顔を汚してゆく。 目を閉じ、逃げずに受け止めた二人がゆっくりと目を開く。 「これが……提督の子種」 「し、翔鶴姉!?」 瑞鶴の顔についた精液をゆっくりと舐め取ってゆく翔鶴。 その背徳的な光景は精を放出したばかりのソレを再び固くするのに申し分のない光景だった。 「提督さんの……また大きくなってる」 「し、仕方ないだろう」 「提督……」 「翔鶴?」 うっとりとした顔を提督に向けながら翔鶴が自分と瑞鶴がまとっているタオルを外し 「お願いします……どうか次は提督のお好きなように……」 正直そこからはよく覚えていない。 理性の切れた頭で本能のまま二人の体を貪った。 唇を奪い、体中に手を這わせ、秘所に舌を這わせた。 指を入れ、豆を弄り、二人が喜びに悶える姿をぼんやりとした頭で見つめていた。 そしてそそり立ったモノを入れようとした時ふと迷ったことで少しばかり我に返る。 (こ、この場合……どっちを先にすればいんだ) 息を荒くして絶頂の余韻に浸ってた翔鶴が提督の様子に気づくとニッコリと微笑む。 「提督、瑞鶴から先にしてあげてください。この子がいなければ今日こんなことをする勇気、出ませんでしたから」 そう言うと翔鶴は瑞鶴の足を開け、割れ目を指で広げる。 綺麗なピンク色のそこはヒクヒクと蠢き、物欲し気なよだれを垂れ流している。 「ぁ……やぁ……恥ずかしいよぉ……」 顔を赤くする瑞鶴だが、抵抗は全くしようとしない。 頷いて瑞鶴に近づき、先端を割れ目にすりつける。 それだけの刺激で瑞鶴の中からさらに愛液が漏れて先端に絡みつく。 「じゃあ行くぞ瑞鶴」 「……うん」 「よかったわね瑞鶴。でも提督、私にもちゃんとしてくださいね?」 「ああ」 そう言うとゆっくりと瑞鶴の中に侵入をはじめる。 「あっ……くっ……痛っ」 「うっ……瑞鶴、力を抜け」 「で。でも……」 痛みに顔をしかめる瑞鶴の頭を翔鶴の手が優しくなでる。 「大丈夫よ瑞鶴。私もいるから、ね?」 「ぁ……翔鶴姉……」 抵抗が弱まった瑞鶴の中をゆっくりと進み、やがて先端が処女膜に達する。 少し力を入れるとプチンという感覚とともに結合部から初めての証である血が流れる。 さらに用心深く肉壁をかき分け、コツンという感触とともに肉棒の先端が瑞鶴の子宮に達した。 「全部入ったぞ……瑞鶴」 「あ……提督さん……グスッ……嬉しい」 痛みと嬉しさで涙を流す瑞鶴の目尻に優しく手を伸ばし涙をぬぐい取ってやる。 「それじゃあ……動かすぞ」 「うん……提督さん……瑞鶴の中でたくさん気持ちよくなって……」 ゆっくりと腰を前後に動かす、瑞鶴の中はきつく肉棒を締め付けて気を抜くとすぐにでも果ててしまいそうだ。 何度か往復するとだんだんきつさが薄れ、それと入れ替わるようにやわやわと肉壁が優しく全体を包み込み 愛液を潤滑油としてグチャグチャと卑猥な音が結合部から漏れ始める。 それと同時に瑞鶴の声にもだんだん喘ぎ声が混じり始める。 頭を撫でていた翔鶴の手は今は優しく瑞鶴の乳首や肉芽を刺激し、その度に瑞鶴の体はビクンと跳ね キュウキュウと提督を締め付ける。 「あっ!ダメ翔鶴姉!!これ以上されたら瑞鶴おかしくなっちゃうッ!!」 「いいのよ、おかしくなって」 そう言ってさらに瑞鶴の体に刺激を与える翔鶴。 提督の方はすっかり馴染んだ瑞鶴の中に容赦なく自分のものを叩きこんでいる。 全身に与えられる快感に瑞鶴はあっという間に絶頂に上り詰めてく。 「あっ……!やぁっ! 提督さん…翔鶴姉……! 瑞鶴、もう……もうっ────!!!」 瑞鶴の膣内がギュウっと欲望を締め付ける。 「クッ……瑞鶴!!」 その刺激を存分に味わおうと一番奥に叩きつけ、先端が子宮を叩いた瞬間 ドクンッ!! 大量の熱い白濁液が瑞鶴の一番奥に放たれる。 「ふぁぁぁ……あったかいのがいっぱい……入ってくるよぉ」 その感覚を瑞鶴は本当に嬉しそうな表情で受け入れていた。 ズルッ…… 精を吐き出した肉棒を瑞鶴から引き抜き翔鶴を見ると 「……ん……はぁ……すごい」 瑞鶴の痴態を見ていた翔鶴はぎこちなく自分の秘所に手を伸ばしていた。 普段の彼女からは全く想像できないその光景に再び元気を取り戻していく欲望。 (我ながら業が深いな、人間ってのは全く) そんなことを思いながら翔鶴を抱き寄せる。 「ぁ……提督」 赤らんだ顔で翔鶴は提督の顔を見て小さく頷く。 瑞鶴の血と愛液、そして精液で汚れた肉棒を翔鶴の割れ目に押し当てる。 優しい表情で頷く翔鶴に笑みを返して今度は昇格の中に挿入してゆく。 瑞鶴ほどではないがやはりきつい、だが翔鶴は必死に声を上げずに痛みに耐えている。 ズブズブと肉棒が翔鶴の中を押し分け、彼女の処女膜を突き破る。 一旦そこで侵入を止め、翔鶴の息が落ち着くのを待つ。 「て、提督……私は……大丈夫ですから」 「そういうわけには行かない、それに仕返しをしたがっている奴がそこにいるぞ?」 気丈な言葉を放つ翔鶴にいたずらっぽい笑みを投げかける。 「え?」 いつの間にか余韻から復活した瑞鶴がやわやわと翔鶴の胸を揉みしだく。 「ひゃう!? ず、瑞鶴?」 「さっきのお返し、それに翔鶴姉にも気持ちよくなって欲しいし……」 そう言いながら今度は胸にくちづけ、赤ん坊のように翔鶴の乳首を赤ん坊のように吸う。 「あんっ……ふぁぁっ!!」 翔鶴の気が上にそれている間に徐々に腰を動かす提督。 その場で細かく動かしていると緊張がほぐれてきた翔鶴の中から愛液が溢れ 徐々にスムーズに動かせるようになったのを確認すると不意に一番奥まで突きこんでやる。 子宮を叩いた瞬間キュンと中が締まり、危うく出してしまいそうになるところを歯を食いしばってこらえる。 「て、提督も瑞鶴も……いきなりしてくるなんてずるい……です」 その嗜虐心をそそる表情に反応して大きさを増す肉棒。 「あっ……中で大きく! ず、瑞鶴も……ダメェ!!」 長い銀髪を振り乱してイヤイヤする翔鶴の中を思う存分に提督の欲望が蹂躙する。 「翔鶴姉……可愛い」 そう呟いた瑞鶴は結合部に顔を近づけ、翔鶴の陰核を舌で刺激する。 そのたびに翔鶴の体が跳ね、快楽から逃げようとするのだが腰をがっちり掴んだ提督の腕がそれを許さない。 「やぁっ! こん、な……気持ちいいの……私知らな……あぁっ!!」 結合部は翔鶴の愛液と血でピンク色の泡が立ち、瑞鶴の時と同じグチャグチャと淫猥な音と翔鶴の喘ぎ声が風呂場に響いている。 感じやすいのか既に数回イっている翔鶴が提督に懇願の目を向ける。 「お願い……します……わ、私……もうっ!」 「ああ……いくぞ翔鶴」 提督の方もそろそろ限界だった、腰の動きを早め、ラストスパートに移る。 激しく肉と肉がぶつかる音が響き、完全に快楽に支配された翔鶴の息絶え絶えな声が欲望を刺激し 「翔鶴……出すぞっ!!」 「ああっ……!提督!提督!私も、もうっ!!」 ドクン!! 今日三回目の射精が翔鶴の中で暴れ狂う。 ビクンビクンと大きく体をのけぞらした翔鶴の体が落ち着いた頃 ようやく収まったモノを引き抜くと入り切らなかった精液がゴポッっと翔鶴の中から溢れた。 そして3人は荒い息を吐きながらしばらく快楽の余韻に浸っていた。 それぞれ体を洗い流した3人がドックから出て廊下を歩いているとバッタリと加賀に出くわした。 「あら」 そう言いながら3人を一瞥する加賀。 提督の両脇は翔鶴と瑞鶴がそれぞれ腕をとってしがみついている。 「はぁ……せめてもう少し声を抑える努力をしなさい」 とため息を漏らした加賀の言葉に固まる三人。 風呂場の反響でどうやら外に丸聞こえだったらしい。 「あと提督」 「ハイ」 「提督たるものが率先して風紀を乱す行為をなさるのはどうかと思いますが」 「いや、まぁ……その、言葉もない」 翔鶴があんなことを言ったとはえ、加賀の言うことは正論だ。 「全く……してしまったものは仕方ないですが」 そう言ってすれ違い、廊下を曲がって加賀は消える。 「まぁ……あれが正論だよな」 「ふふ……いいんです。だって提督は言ってくださったでしょう? 10人20人の艦娘くらい養ってくれって言ったら『憲兵でも軍法会議でもなんでも持って来い』って」 「oh! それは本当デスカ!?」 「こ、金剛さん!?」 瑞鶴が驚いた声を上げる。 「お、お姉さま! 飛び出していってどうするんですか!?」 突然登場した金剛の後ろから榛名が現れる。 「榛名、気にすることないネー! 翔鶴サン達に先を越されてしまったと思いましたが その言葉からするとまだチャンスは十分にアリマース!!」 「はぁ……さっきまで提督を取られたって泣いていらっしゃったというのに」 「な、ななな何の話ネ!? 榛名だって思いっきり涙ぐんでたじゃないデスカー!?」 「そ、それは……その……」 「と、というわけで改めてバーニングラァァァァァァ」 「そこは譲れません」 呆気にとられてそれを見ていた3人をよそに提督の胸に飛び込もうとした金剛の体が空を切る。 いつの間にか提督の背後に回っていた加賀が提督を羽交い絞めにして後ろに引っ張り。 危うく金剛は壁の直前で慌てて停止する。 「提督、少しお話が」 「ちょ、ちょっと待て! 引っ張るな!!」 「oh、加賀サン! 抜けがけはずるいデス!!」 「とにかく提督、先ほどの言葉の件について詳しく話していただきます」 そう言って提督をズルズル引きずっていく加賀。 「ふふ、加賀さんも素直じゃないんだから」 「へっ?」 一連の流れに完全に飲まれていた瑞鶴が疑問の声を上げる。 「あら、見てなかった? 提督を引っ張っていく加賀さん、顔が真っ赤だったわよ。さっきの瑞鶴みたいに」 「うっ……え、えっとじゃあ加賀さんて……」 「そうね、私達と同じだったのかもしれないわね」 告白はした。 受け入れてもらえた。 まぁその後がいろいろグダグダだった気がしなくもないが それでもこの人達となら上手くやっていけるのかな そんなことを瑞鶴は思った。 もう昨日までの自分ではない、瑞鶴には目指すものと守るべきものができたのだから
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/553.html
歴代トップ絵人気投票 何の漫画だこれ -- (名無しさん) 2014-10-05 20 19 13 水雷戦隊クロニクルのコラよ -- (名無しさん) 2014-10-10 00 25 12
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/285.html
537 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2014/02/13(木) 12 43 37.15 ID 1GYqCe5p 「それでは、珊瑚諸島海域の突破を祝して!乾杯!」 「「「かんぱーーーい!!」」」 鎮守府、フタマルマルマル時。艦娘と提督が一同に会し、祝勝会が開かれていた。 100人に近い艦娘達が大騒ぎしている様は、圧巻というほかない。 戦艦勢が次々と盃を空にしては注文の声を上げ、間宮と鳳翔はてんてこ舞いの様子だ。 向こうの方では那珂が2人の姉を引っ張り出して歌いはじめたのが見える。この時間なら夜戦夜戦と騒がしいはずの川内も、妹の勢いに押されている。 「提督!次はいよいよ最前線ですね!」 「五月雨じゃないか。先の海戦ではよくやってくれた。次もよろしく頼む」 「お任せくださいね!」 「だから・・・私は飢えてなんかないって・・・何度言ったら・・・・」 「駄目だ、もう出来上がってやがる。羽黒、足柄を頼むよ」 「は、はいっ」 俺はといえば、皆の間をまわって、今次作戦で活躍した艦娘の慰労につとめていた。 飲み物を注いでやり、自分も一杯やって、しばし会話を楽しむ。 どっちが慰労されているのか分からなくなりそうだが、これだけの規模の艦隊を運営する日頃の激務を思えば、これぐらいの役得があってもバチは当たるまい。 一回りおえて空母勢のテーブルに来てみると、想像外の光景が展開されていた。 「やはり鳳翔さんの料理は最高ですね・・・潮さん、おかわりをください」 「た、ただ今っ」 「ええ、本当に・・・漣さん、おかわりを」 「はい、どうぞ」 「お前たち、随伴艦を給仕に使うのはやめないか」 そこにあったのは、山盛りの茶碗と、同じく山のように積み重なった皿と、せっせと働かされる哀れな駆逐艦と、食欲なお衰えぬ赤城に加賀の姿であった。 「提督、続けて出撃の予定もないのに高速修復材を使用したのはいかがなものかと思いますが」 「遠征組が頑張ってくれているんだ、当分使い切る心配はないさ。そんなことより、主賓抜きで祝勝会もないだろう」 「それは、そうですが」 「お前たちが疲れを癒してくれなければ、この会を企画した意味もない。存分に楽しんでくれ」 「ありがとうございます」 「適当なところで給仕も解放してやれよ」 そう言って席を立ち、その場を後にする。宴席を回る間にそれなりの量を飲んでおり、少し酔いを覚ましたかった。 執務室に戻ると、秘書艦のいない空間がやけに広く感じた。いくつか残した書類を片付けるべく机にむかうが、酔った頭で作業がはかどるはずもない。 多少なりともなんとかならないかと格闘しているさなか、ふとノックの音が響いた。 「加賀、戻りました。────申し訳ありません、お手伝いもせず」 「ああ、おかえり。構わないよ、今日はもう仕事にならないからやめだ」 立ち上がって加賀を出迎える。彼女も酒が回っているのだろう、かすかに上気した顔に視線が釘付けになる。 「少し、こっちにこないか」 「?はい」 電燈のスイッチを切って、俺は加賀を窓際へ誘った。 暗がりのなか、はっとした表情の加賀が月明かりに浮かび上がったが、彼女は何も言わずについてきた。 肩を並べて外を眺めると、がらんとしたドックの上に月が浮かんでいるのが見えた。 「綺麗な月ね──────」 「ああ、戦の真っ最中だというのに、嘘みたいだな」 「そうね」 「改めて、今回はよくやってくれた。礼を言うよ」 「私は務めを果たしたまでです」 「それでもだ。加賀航空隊の奮戦がなければ、今日こうして祝うこともできなかった」 その言葉は嘘ではなかった。攻めあぐねていた敵戦艦を吹き飛ばして突破への道を開いたのは、他でもない加賀航空隊だった。 「みんな優秀な子たちですから」 加賀はそう言って左肩の飛行甲板をゆっくりと撫でる。普段と変わらない沈着な表情、しかしその目にはどこか愛おしさが込められているように感じた。 「大事に思っているんだな」 「ええ、私の誇りです」 「なら、優秀な旗艦である加賀は俺の誇りだな」 「・・・・・提督、夜戦はお断りしたはずですが」 肩に手をやって引き寄せると、加賀は抗議するように腕の中で小さく身じろぎした。 「今次作戦の一番の武勲艦に、なにか褒美を上げたいと思ってな」 「褒美、ですか。それは受けとらなければ失礼にあたるわね」 こうやって加賀からスキンシップを拒否されるのは、初めてではない。 最初は、飛行甲板はデリケートだから触るなと言われた。飛行甲板でなければいいのだろうと頭を撫でたら、怒られた。 次は遠征に出る水雷戦隊の見送りに行った帰り道、そっと手を握ってみた。こっちを睨んできたが、手が冷たいから暖めてくれと言うと、焼き鳥にされたいのかと言いつつもおとなしくなった。赤城に見られそうになると慌てて振りほどいて逃げていった。 大破してボロボロの状態で執務室に帰ってきて、思わず抱きしめたこともあった。さっさと報告を聞いて入渠させろと言いながら、抵抗はしなかった。 そんなこんなで徐々に距離が近づいていったある日、近代化改修を終えた自分を見てほしいと言ってきた加賀を、俺は抱いた。 何か理由でもなければ触れることを許してくれないのは、彼女なりの照れ隠しなのだということに、その時ようやく気づいた。 以来、俺たちは子供じみた言い訳を見つけては体を重ねることを繰り返していた。加賀からねだってくることも、珍しいことではなかった。 腰に手を回して抱き寄せる。もう抵抗するそぶりもない。互いの体が密着する。程よくくびれた腰の感触。こちらを見上げる目つきに背筋がざわつく。 これ以上我慢できなかった。俺は彼女を抱きしめ、そっと唇を重ねた。 539 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2014/02/13(木) 12 48 56.50 ID 1GYqCe5p 短いですが、以上です。やっぱり書くのは難しかった。 何かお気づきの点があったら、ご指摘ください。 546 名前:527 ◆pzvVvkndz. [sage] 投稿日:2014/02/13(木) 17 41 08.81 ID 1GYqCe5p レスありがとうございます 続きは・・・書けるか分からんです 書けるだけ書いてみるつもりでいますが 一応酉つけて消えます
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/667.html
650 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/04/08(水) 22 30 54 ID OUg1/lco 流れブッタですいません ※非エロ ゆーちゃんとデートするだけ 「ドイツ海軍所属、潜水艦U-511です。ユーとお呼びください」 鎮守府にU-511がやってきた。 それから数日後。 「どうだユー。もう日本には慣れた?」 「ドーモ。テイトク=サン」 「アイエエエエ!?」 信じて送り出したU-511が間違ったニポンゴを教え込まれるなんて…。 「……誰に習った?」 「勿論、センダイ=サンに」 「oh…案の定」 ALAS!U-511の日本理解は川内再び改善によって研修済みなのだ!サツバツ! そんなこんなで誤解を解く必要が生まれたある日のこと。 「えっ、じゃあアドミラルはニンジャではないの!?」 「まあ、中にはいるかもしれないけど俺の知る限りはいないよ」 「そうですか……」 なぜかしゅんとなるU-511。 「日本は思っていたより不思議な国です」 「そう……か?」 一応前よりは喋れるようになっているので川内もちゃんと教えてはいたようだが、時々謎の日本観が顔を覗かせる。 一体何を吹き込まれたのか、というより何をイメージしていたのか。 そんな事を考えている提督に、U-511がふとラジオを指しながら尋ねた。 「アドミラル。このラジオが言っているハナミ…って何ですか?」 ラジオのニュースは花見客でごった返す観光地からの中継が流れている。 「ああ、花見か。日本ではね、毎年桜が咲くとその桜の下で宴会をするんだ」 「桜が咲くのはそんなに珍しい事なの?」 「そういう訳じゃないんだがね。大昔は純粋に桜を愛でるものだったらしいけど、今じゃ『花より団子』なんて言って宴会の口実みたいになっているんだよ」 説明してみて、ふと提督は実物を見た方が早いような気がしてきた。 鎮守府の裏にも桜があった筈だ。 「折角だ。実物の桜を見に行こうか」 「うん。Danke!」 鎮守府の裏手は小高い丘になっており、頂上からは鎮守府と桜が一望できる。 「転びやすいから足元に気を付けてな」 提督に手を引かれ、U-511が後に続く。 舗装こそされてはいないものの人が歩けるような道があり5分も歩けばすぐ頂上とはいえ、山歩きに不慣れなU-511にはちょっとした冒険である。 いくつか段差をよじ登った時、不意に木の根に足を引っかけた。 「あっ!!」 「おっと」 先行する提督に抱きつくように倒れ、彼の両腕に抱きかかえられる。 「怪我は無いか?」 「びっくりした。Danke。アドミラル」 少し恥ずかしそうにそう言うと提督から離れたU-511だったが、二人の手は繋がれていた。 「もう少しだ。慣れないならこのまま行こうか」 「あの…、うん。Danke。アリガトウ……合ってる?」 にっこりと笑って頷く提督に、U-511の口元もほころんだ。 「アドミラルの手……大きい」 手を繋いだまま、また山道を歩き出す。 「さあ、着いたぞ」 それから少しして、提督が目前の景色を指して言った。 目の前には山頂の桜並木と、そこから一望できる海と鎮守府。 「おぉ……」 息をのんだまま固まっているU-511。 薄紅色の吹雪の中でそれに圧倒されていた。 「桜で嬉しくなるのも分かるだろう?」 「うん。桜、すごくきれい」 ひらりと舞った花弁が一枚、U-511の頭に舞い降りたが、彼女はそれに気付く様子もない。 「……でも、少し悲しい」 「悲しい?」 「桜散ってる。せっかくきれいに咲いたのに」 そう言って少し遠い目をする彼女に提督は何か言葉を掛けようとして、ふと思い出した。 船の頃の彼女が呂500として日本にいた時にも桜は咲いていたはずだ。 そして桜が散り終わる頃、ゼーロウ高地を突破したソ連軍はテルトウ運河に到達、ベルリン市街へと突入した。 また、それより少し前の4月15日、日本側からドイツに対し、残存するUボートを回航するよう打診したが、結局は実現しなかった。 1945年の桜が散るのとほぼ同期して、第三帝国―彼女の故郷は終わりに向かっていったのだ。 これらの逸話を彼女が知っていたかは定かではないが、もし知っていたとすれば、 桜が散るという事は彼女にとって特別な意味を持つのかもしれない。 迂闊な事は言えない。散るからこそ美しいというのは桜を愛でる上でもはや定型文ではあるが、 その言葉を彼女にぶつけるのは提督にもなんとなく躊躇われた。 「……俺より日本人だな。ユーは」 暫しの沈黙の後、提督が口を開いた。 「えっ?」 「桜が散るのを悲しいと捉えるのは『もののあわれ』という日本人独特のセンスだ」 「アドミラルは悲しくないの?」 不思議そうに振り返るU-511に提督は続ける。 「そりゃあ物悲しくも思うが、けどな、桜は何も儚く散るだけじゃない。 花はすぐに散ってしまうが、その後だれも見向きもしなくなってから葉が生い茂って実を結ぶ。儚く見えてその実しぶとくて強かな木だ」 そう言って近くの若木をぽんと触る。 「俺はそんなしぶとい桜が好きだ。……まあ、そんな愛で方をする奴は少ないだろうけどな」 再びしばし沈黙。 今度沈黙を破ったのはU-511だった。 「アリガトウ。アド…提督。ユーもしぶとい桜……好きです」 そう言ってにっこり笑ったU-511の頭に花弁がもう一枚、ひらりと舞い降りた。 「ヘイ!テートク!」 「金剛?来ていたのか」 桜の影からティーセットを持った金剛が顔を出した。 「折角の桜だからネ、たまにはお花見しながらティータイムデース!さあ、ユーも一緒に飲むネー!」 「ああどうも、恐縮です」 (また妙な所で日本人っぽくなってるな…) 金剛からティーカップを受け取った所で、不意にU-511の動きが止まる。 「ん……くちゅ!」 「オーウ!ユーは風邪ですカ?」 「花粉症か。ますます日本人になってきたな」 桜の舞う中、ささやかな花見が始まった。 U-511がさつき1号と名を変えるのは、これから数日後のことである。 終 653 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/04/08(水) 22 39 58 ID OUg1/lco 以上スレ汚し失礼しました ゆーちゃん→さつき1号→ろーちゃんで徐々に日本に順応していくとかそんな妄想 本当はろーちゃんの時報で提督が飲んでる第三のビールっぽい何かが実はイン尿プレーでというのを考えたけど俺には無理だった 654 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/04/08(水) 22 43 08 ID Fnv2iBsw 乙 ゆーちゃん可愛いけど、後書きで台無しだよw 655 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/04/09(木) 01 08 45 ID ctJavvoM 乙です しかしさすがにそれは人を選ぶ。後書きの没ネタ 656 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/04/09(木) 06 53 06 ID MbpCWLJE GJ! これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/627.html
803 :名無しの紳士提督:2015/01/22(木) 00 09 59 ID UZFKGFgE キャラ崩壊ってどこまでOK? 例えば昼ドラめいたドロドロな話を書いたとして、キャラが黒くなるのはどの辺まで許されるのか気になる。というか許せる? (例 腹黒い比叡、罵詈雑言をぶちまける電、利己的で冷淡な古鷹等) キャラ崩壊注意とか注意書きを入れるにしてもやりすぎるとそのキャラでやる意味はあったのかとも思っちゃう。 804 :名無しの紳士提督:2015/01/22(木) 00 14 57 ID WQhkU92c 803 二次って「そのキャラのこういうところも見てみたい」で書くものでもあるんだし気にしても仕方なくね? その例だとそれこそ闇落ち系の話とかそういう範疇だと思うけどな 805 :名無しの紳士提督:2015/01/22(木) 00 15 59 ID 6WJqZRjQ 803 注意書きがあれば特に気にしなくてもいいのでは? そもそも多少大げさにぶっ壊さないとキャラ崩壊にはならんかと思う 808 :名無しの紳士提督:2015/01/22(木) 21 48 55 ID EJFoogIc 彼女と一夜を共にした時に語られた内容が酷く気になった。 互いに一糸纏わぬ姿で語り合うにはあまりに甘くない内容だ。 弥生はね、笑い方、思い出せない『だけ』。その前置きの時点で不穏極まりなかった。 でも、と前置きして彼女が語ったのは。 昔と変わった姉、作っている、覚悟がないなら絶対に触れるな。そんな内容。 そして最後に、司令官なら救えるかもと、か細い声の救援要請。 私は翌日の晩に如月を誘った。背伸びと見れば暁もそうであるようになんら問題はないのだが、あるいはと。 そしてそのまた翌日、私は間違いに気づかされた。弥生に尋ねるべきだったのだ、誰の話なのかを。 自室に戻るなり卯月に押し倒されたのだ。殴られるなら良かった。あるいは普通にするのであれば。 卯月は私と繋がった後、腰を降り続けている。まるで自分が性欲を抑えられないウサギのように。 破瓜の血か裂けたのかどちらにせよその赤を潤滑油にするのがいかに狂った行為か。 止めろと何度も制止した、許してくれと何度も懇願した、弥生が悲しむと何度も諭した。 けれどその全て、私の喉が枯れてもついぞ届くことなく、疲れ果てて眠るまで、解放されることはなかった。 部屋を出た時、後ろから声をかけられた。 思ってたより、嫉妬深かったみたい。 その言葉の後如月に射された。 あはっ、あはっと狂った笑い声。ああそうか、弥生は姉について語ったのだった。妹ではなく。 何度も何度も刺されるが私は抵抗しなかった。 急に刺す手が止まったのを感じ振り向くと、睦月がいた。 まるで敵艦に対するそれのように慈悲なく如月を撃沈すると私にバケツをかけながら、形容しがたい笑い声を上げた。 更に後ろに目をやれば頭と首が生き別れした卯月。 卯月に狂っていると言った時の言葉がよぎる。 当たり前びょん、正気は正気でも普通じゃないびょん。 司令官はいつから、 正気なのが当たり前で普通だと勘違いしていたびょん? 白々しいなんちゃってを思い出しながら、効かぬバケツに焼かれる傷の痛みに耐えながら目を開ければ、 いつもと変わらない表情の睦月がいた。 810 :名無しの紳士提督:2015/01/23(金) 00 21 04 ID 0/q5vhJM 808 どうしてこんなになるまで放っておいたんだ! 812 :名無しの紳士提督:2015/01/23(金) 21 49 46 ID 7VkmxtP. 「弥生は……ウサギだぴょん」 励ましているのか、それとも。言葉の真意は定かではないが卯月のようにウサギの耳を真似るジェスチャーをしている。 ぴょんぴょんと繰り返す度苛立ちが募る。あいつは、卯月は沈んだんだ。 「ふざけているのか?」 問いかけても答えは意味をなさない。ただ私が苛立つだけだ。 ふざけるなと口にして弥生を組み敷いた。陸で男をからかうのがいかに無謀か分かっていないのだろう。 私は苛立ちのまま彼女を犯した。罵倒を繰り返しただ腰を振る。営みなどではないただの行為。 どのくらい時間が経ったのか分からない頃になって目の前の光景に目眩を覚えた。 なぜ、弥生は私の下で腰を振っているのか、私が離れようとすれば脚で押さえ込むのか。 「だから……言ったぴょん。弥生ウサギだぴょん」 意味が分からないと何度も繰り返すと、彼女はこう答えた。 「分かりやすく……お茶会するぴょん? 何でもない日のお祝いを……、ぴょん」 誰だったか、三月のウサギは狂っていると語ったのは。 私は流されるまま行為を重ね、やがて泥のように眠った。 起きると目の前にいたのはいつもの弥生だった。彼女もむしゃくしゃしていたのだろうか。 「ミートパイ……焼いた。食べて? 紅茶も用意する」 金剛のような趣味はないが半端なこの時間だ、昼まで空腹でいるよりはマシだろう。 一口ミートパイを口にして、吐き出しそうになるのを必死に堪えた。 疑惑の視線に彼女の答えは…… 「ご注文は……卯月ですよね」 813 :名無しの紳士提督:2015/01/23(金) 22 38 41 ID Hgp51DR. こええよ、こええよ…… これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/394.html
+前書き 12 :名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 02 08 02.09 ID NzdI20snまぁ折角の新スレだし切り替えようぜ ところで明石さんって入渠すると他の人に背中を流してもらう云々言うし、母港で提督も修理します?とか聞いてくるよな つまり頼めば明石さんに修理もといいろんなとこを洗ってもらえると考えて良いよな! 13 :名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 02 12 41.90 ID 6m9Zw2jM 12 俺提督としては逆に明石さんの背中を流すのもいいと提案してみる 15 :名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 02 16 21.79 ID KhkKZq/9明石さんは早漏れを修理って名目での焦らしプレイも得意そう でも俺はやっぱり明石さんのおっぱいを念入りに修理する方を選ぶぜ! 78 :名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 21 55 58.45 ID l4hWmXZe 12 13 15 最後に?それいただきます 83 :名無しさん@ピンキー:2014/05/20(火) 00 21 50.96 ID z3bmKraJ 78 台本形式の超短編となりました 明石さんファンには怒られそうな内容になりましたが、投下します。 ======================= 提督「さて。どうしたんだい扶桑さんほか、皆で改まって俺に相談とは」 扶桑「あの……工作艦の明石さんのことなんですけど」 陽炎「あの人、いつもドックで一緒にお風呂に入ってくれるじゃないですか」 提督「うん、まぁそこが職場みたいなもんだしね。背中流したりとか?」 扶桑「そこでちょっとあの、なんていえば良いか……」 不知火「エロいことをしてきます」 提督「?!」 陽炎「不知火、そんなはっきり……」 不知火「えっちなことをしてきます。正直、張り倒したくなるレベル」 陽炎「あんまり変わってない……まぁ、そういうことなんです。提督」 扶桑「胸を触ってきたりとか、おしりやあの…あれを、ムリヤリ丁寧に洗ってきたり……女性同士ではありますが、駆逐艦の中にはこっそり泣いてる娘も……」 提督「そうか、そんなことが……。よし。すべて了解した。俺に任せて貰おう。なに、悪いようにはしないよ」 明石「ふんふんふーん♪さて、今日の入渠はだっれかなー♪」 提督「俺だ」 明石「げぇっ!提督!! ……バカな、バスルームなのに外からロックされているだと!?(ガチャガチャ」 提督「知ってるよ、工作艦の身では力は普通の娘程度だってね。今日はいつも頑張ってる君に、俺が背中を流してあげよう。……そこに座れ」 明石「ま、まさか……」 提督「座れ」 明石「は……はひ……」 提督「ふぅ、背中は終了ー。さて……俺は知らなかったんだが、胸は素手で洗ったほうが良いんだってね。君から聞いたと、皆が言ってる」 明石「そ、それは……やぁん……おっぱい……ぬるぬる揉み込まないでくださぁい………///」 提督「うむ、なるほどこれは綺麗になりそうだな。で、その時に耳を軽く噛むと、肌がキレイで血がサラサラになるそうじゃないか?」 明石「さらさらって、そんな訳、んぁぁんっ、や、あぁぁんっ!」 提督「ん、なんか手のひらにツンとした感触が当たってきた。……そういや乳首マッサージは女性ホルモンの分泌を促すんだとか?」 明石「はっ、ウソです、ごめんなさ、あああっ!!引っ張ってこりこりしないでぇーっ!」 提督「俺に何か言ったかな?フロ場ってのは声が聞こえにくいね(こりこり」 明石「のばさなっ、いでっ、くだっ、あのあのっ、やぁぁん、謝ります、もぉしませッ、ひゃあんっ!イク、いくいくイッちゃうぅぅぅッー!あぁぁぁぁッー!」 提督「もうイッたの?感じやすいんだね、でも気持ちよさそうで良かったよ。……さて、次は下半身を洗ってあげよう。大事なところは口で隅々まで洗うのが一番、だっけ?」 明石「んぅ…… もう……やらぁ……」 提督「すっかりぐったり力が抜けたねぇ。さてちょっと仰向けになって貰って……おしりの穴は汚れやすいから、指先で念入りに、だったか」 明石「うぁっ、あぁぅ、ぐりぐりって、ずぼずぼってぇぇぇ……ひゃあう……」 提督「はい脚を開いて。アソコに舌入れるよー」 明石「あぁっ、やらぁぁぁぁぁっ!!ひぁっ、うぅあっ、もう、ダメ、気持ちい、ソレ気持ちいぃっ!またイッちゃうよぉーっ!あぁっーっ!」 明石「くぅっ……はぁっ……うぇぇんっ……ゆるひて、もうやぁぁ……なんでもするからぁ……おっぱひはさんで、ちんちんしゃぶりまふからぁ……おわってぇぇ……っ!」 提督「ん?まだ5人分くらいじゃないか。俺はおよそ20人分のお礼をしないと終われないんだがね」 明石「からだ……もぉ……おかしく……なっちゃぅぅ……!」 提督「クリトリスはまだ洗ってなかったね」 明石「んんーっ!やらあぁっ!……もうやらよぉ……タフケテ……」 提督「かたくて熱ぅいお仕置きは、一番最後のお楽しみだ。さ、四つん這いになってごらん?」 不知火「……で?この書類は?」 提督「記憶を元にレポートにしてみたよ。諸君らの仇は確かにこの俺が……」 扶桑「……提督……」 提督「へ?なに?」 陽炎「やり過ぎです。正直、ヒキます……」 不知火「最低ね。この変態」 提督「えーー!?」 扶桑「あ、あの、そういえば山城が呼んでいたかしら……」 提督「そんな扶桑さんまで……」 陽炎「とりあえずそこに座ってください」 不知火「正座しなさい。正座」 提督「いやいや。俺は下心なんて、これっぽっちも一切全く」 全員「嘘をつくんじゃあないッッ!!」 (Fin.) ======================= +後書き 以上です この形式初めて書きましたが落とし方が難しいですね。 これまでの感想の数々、ありがとうございました。m(_ _)m どうなるかは分かりませんが、もしものときはまた靖国でノシ 137 :名無しさん@ピンキー:2014/05/20(火) 23 08 27.57 ID Ik+V8TaA 縦って縦読みか 今気づいたw これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/594.html
247 :カルガモ ◆ij0uQpYHCo:2014/11/23(日) 14 13 35 ID AWJFqZtI 流れぶった切ってアレですが、提督×秋月、やりたいと思います ここの秋月はLv99です。だから犯罪なんてなかった、いいね? 248 :カルガモ ◆ij0uQpYHCo:2014/11/23(日) 14 14 59 ID AWJFqZtI マルヒトゴーマル。 提督は最後の書類を片付け、寝る前のティータイムと洒落こんでいた。 「司令、これって…」 秘書艦の秋月が、カップの中の液体について、ジト目で問いかけてくる。 提督は紅茶を飲まない。金剛のティータイム攻撃もなんだかんだでかわしている。 というわけでカップの中身はホットミルクである。 「どうした秋月、寝る前のホットミルクは安眠効果があるんだぞ」 そう言いながら、カップの中身を飲み干す。 「はあ…」 ため息をひとつ吐き、カップの中身を飲む。 「ありがとうございます」 「いや、いいのよ。こんな時間まで付き合わせちゃって悪かったな」 珍しく仕事が多かった日だったため、残業となってしまった。なお残業手当は出ない。 「あ、マルフタマルマルです。今夜は月が…月が綺麗ですね…」 若干頬を紅く染め、秋月が時報を告げる。 「司令。ん、司令?」 思いがけぬ台詞に、絶句した提督。 「おま、秋月、ソレどーゆう意味か解っていってんの…?」 「当然です。だって、司令ってば鈍感で全然気付いてくれないですし…」 少しずつ、顔に色が乗ってくる。昼の凛とした表情ではなく、初心な少女と男を求める女の中間のような顔。 「ほら、司令…この秋月は、全部司令のもので すよ…」 色が乗りきった女の顔で、少しずつ近づいてくる。 「司令、大好きです」 動けない提督に抱き付く秋月。柔らかな秋月の身体は、提督の理性を破壊しにかかる。 確かに秋月は可愛い。提督もケッコンしようかと思っていた。しかしこのヘタレ、普段の態度がアレなのに、こういう事となるととたんに奥手になる。だが、これはチャンスと見て、取り敢えず秋月を落ち着かせるとこから始まる。 249 :カルガモ ◆ij0uQpYHCo:2014/11/23(日) 14 16 29 ID AWJFqZtI 「ほら待て秋月。少し落ち着け」 「いやれふー、んふふ」 頭をぐりぐりと押し付けてくる。まるで犬のよう。 「そっかー残念だなーせっかくいい話あったのになー(棒」 ピシッと音が鳴るような勢いで、秋月の動きが止まる。 「なんですか、いい話って?」 期待に目を輝かせている。そのキラキラ具合にたじろぐが、ここで引いたら男が廃ると、執務机に向かって、机の引き出しを開ける。 「秋月、ちょっとこっちこい、今日最後の仕事だ」 想定外の出来事に、いぶかしみながらも秘書艦としての勤めを果たすべく提督のところへ向かう。 『ケッコンカッコカリ手続書』 「…ほぁ?」 完全に固まる秋月。 「ほらさっさと名前書け。んでこっちに寄越せ」 提督は普段通りを装うが、若干声がうわずっている。 「司令、これは、その」 「なんだ、いらないのか?」 「いえ、秋月、書きます!」 なにやら妙な気合い、入れて、書いてる。 「さて、と」 書類を受け取った提督が、話を切り出す。 「こんなんでムードもへったくれも無いが、秋月、俺とケッコンしてくれ」 提督が小箱に入った指輪を差し出してくる。 「書類に名前書いちゃった時点であれですけど、私なんかでいいんですか?」 「それは了承と受け取るぞ?」 紅くなった顔をニヤつかせ、若干強引な言葉を発する提督。 「はい!構いません!じゃあ…」 そういって左手の白手袋を外す。 「お願いします…ね?」 250 :カルガモ ◆ij0uQpYHCo:2014/11/23(日) 14 17 39 ID AWJFqZtI 左手の薬指に指輪を通し、誰も見てないが誓いのキスを行った。 「さて、秋月。ケッコンしたら、夜にすることはひとつだな?」 「ふえ?」 秋月を膝から抱えあげ、所謂お姫様だっこをする。 「し、司令?」 ニカッと笑って、寝室に向けて歩く提督。念のために、明後日までは艦隊は休日だ。1日くらい徹夜しても問題無い。 とす、とベッドの上に下ろされた秋月。 「司令…ん…」 唇を合わせるだけのキス。しかし、これだけで終わる訳がない。 「んむぅ?!ちゅる…」 提督は軽く開いていた秋月の唇から、舌を入れて口内を蹂躙する。 歯列をなぞり、舌先をつつく。 慣れてきたのか、秋月も舌を絡める。 「んちゅう…んむ…」 舌を吸い上げ、互いの唾液を交換する。 「ぷはぁ…しれぇ…」 「ん、どうした?」 しばらく吸い合っていたが、息が苦しくなったので離れると、荒い息を吐きながらトロンと蕩けた目の秋月に、白々しく問いかける。 「…きもちよかったです」 「そうか、なら」 ふにっ。 「ひゃあぅっ!」 「そろそろ次に行こうか?」 普段から強調されていた、他の一部以外の駆逐艦娘より大きな胸を揉む。 「んっ、ふっ、んあぁっ」 提督は服の上から、敏感なところを避けるように揉んでいく。 「しれぇ…もっと、もっと気持ちよくしてくださぁい…」 焦らされて出た言葉は、普段の秋月からは考えられないものだ。提督の興奮が大きくなっていく。 251 :カルガモ ◆ij0uQpYHCo:2014/11/23(日) 14 18 51 ID AWJFqZtI 「服、脱がすぞ?」 提督の問いに、秋月はこくこくと首を縦に振る。 改めてキスをし、舌を絡め合うと、提督が服を脱がしにかかる。 ほどなくして前のボタンを全て外すと、秋月のそこそこ大きな胸を包む白いブラが現れる。 「その…恥ずかしいです…」 やはり初めては抵抗があるのか、片手でブラの上から押さえる。しかし、 「ほいっと」 「あっ…んああっ!」 ふっと腕を退けると、一気にずり上げて綺麗なピンクに吸い付く。 「んぁ…ひゃあぁ…」 かりっ。 「ああぁっ!!」 当然、反対側も手でもみもみ、くりくり。 「はあっ、はぁっ」 「どうだ、気持ちよかったか?」 「はいぃ…きもちよかったですぅ」 「そうか」 そう言うと、また舌を絡め、手が秘部へと降りていく。 くち、と布の上から触れてもはっきり分かるほど、秘部は濡れていた。 「下、とるぞ?」 こくんと頷くのを確認して、提督が下着を脱がす。少し周りをふにふにと刺激したあと、膣口に指先をあてがい、 「入れるぞ?」 そのまま、二本の指を挿入する。 「んあああっ」 秋月の膣内で、気持ち良さそうな場所を探してバラバラに動く指。未だ未経験の秋月には、それですら強すぎたため 「司令、秋月イっちゃいます!あぁっ、んああああっ!!!」 びくん、びくんと秋月の身体が痙攣し、全身で絶頂を伝えてくる。 ずぷっと指を抜き、秋月が絶頂している間に、服を脱ぐ提督。 秋月が絶頂から帰ってくると、上には裸の提督。頭を撫でながら、待っていてくれたらしい 252 :カルガモ ◆ij0uQpYHCo:2014/11/23(日) 14 23 05 ID AWJFqZtI 「本番、してもいいか?」 「はい、お願いします」 くちゅ。 「んぁ…」 すぶぶぶぶ。 「んあああああっ」 こつん。 「ひゃあっ!」 提督の肉棒が、子宮口をノックする。 こつ、こつ。 「あっ、あぁっ!」 「どうだ、気持ち、いいかっ?」 「はい、でも、司令、いっぱい動いて、いっぱい私で、気持ちよく、なってくださいっ、あぁっ」 いじらしい秋月の言葉に甘え、提督が腰を振り始める。 パンパンと、提督の腰と秋月の太ももがぶつかる音に混じって、秋月の秘所からぐちゅぐちゅ、じゅぷじゅぷと卑猥な水音が鳴る。 「あっ、ひゃあっ、んあっ、あぁっ」 ごつごつと子宮口をノックするたび、秋月が特に甲高い声で鳴く。 秋月の膣内の締め付けが強くなってくるとともに、提督の射精感も限界に近づいていく。 「秋月っ、そろそろ、出すぞっ」 「はいっ、いっはいっ、射精してっ、秋月のっ、膣内にっ!」 「うあっ、射精るっ!」 「イくっ、イっちゃいます!ぁぁぁああああっ!」 びゅるるる!びゅくびゅくびゅくびゅくびゅく! 「あぁっ、射精てる…熱いの…しれぇの…」 「あ…まだ、硬くなって…」 「悪いな、まだ行けそうだが、いいか?」 膣内で硬さを取り戻した肉棒をひくつかせ、提督が問う。 「はいぃ…いいですよぉ…」 絶頂の余韻を感じながら、許可を出す秋月。しかし、次の快感への期待から、既に声が蕩け始めていた。 ずずずず…ずん。 「ふぁああ…あんっ」 先程はさすがに性急すぎたと、今度は秋月がより感じる点を探るように、膣内を蹂躙する。 253 :カルガモ ◆ij0uQpYHCo:2014/11/23(日) 14 24 45 ID AWJFqZtI 「んきゃあっ?!」 やや奥の天井がよく感じるらしい。今度はそこを重点的に責めていく。 「きゃあっ、ああっ、さっきより、しゅごいっ!気持ちいいっ、ですっ!んあっ!」 亀頭の先で小突いたり、カリの出っぱったところで引っ掻くように抉ったりした。先を押し付けながら擦りあげ、また同じようにゆっくり抜いてやると、一番いい声で鳴いた。 「んああっ、あっ、あぁっ!」 何度か往復させると、膣内がぐっと締め付けてきた。 「あっ、来ますっ、さっきよりおっきいの、来ちゃいますっ、ああああぁぁぁぁっ!」 精を搾り取ろうとする膣内の感触を味わいながらも、込み上げる射精感を抑え、絶頂にうねる膣内を更に責め立てていく。 「ああっ、司令っ、いまっ、イってるからっ、らめっ!」 「知ってるっ、だから、いいんだろっ?!」 ぱんぱんと勢いよく、先程見つけた弱点を意識しながら肉棒を突き立てていく。 「あっああっらめらめ!秋月おかしくなっひゃいますっ!」 「いいぞ、おかしくなっちゃえっ」 提督の言葉がトリガーになったのか、締め付けが更にキツくなる。 「あっ、だめっ、もう、秋月っ、んああっ、イくうううううぅぅぅっ、うあああぁぁぁぁっ!」 「ぐうっ!」 びゅるっ、どくん!どぷどぷどぷどぷ! ぐっ! 「んあっ、しれぇ?!」 提督が、射精しながら動き出す。 どくどくと白い欲望を吐き出しながら、ごんごんと子宮口を叩いていく。 「むりっ、らめっ、もっといっひゃいますっ、んああああぁぁぁぁっ!」 「うおおっ!」 どくどくどくどく!どぷん! 更に勢いよく、秋月の子宮を白く染めようと射精する。 「ああっ、うぅっ、もう、いっはい…お腹にゃか、熱い…」 254 :カルガモ ◆ij0uQpYHCo:2014/11/23(日) 14 25 37 ID AWJFqZtI 「んへへ…」 「秋月、どうしたの?」 「はっ、朝雲?!いや、何でもないです!」 「いや、妙に顔がゆるんでるし、大丈夫?」 「そ、そうですね、お気遣い、感謝します」 「んふふ、司令…」 左手に光る銀のケッコン指輪。光にかざし、煌めかせる。 「そういえば、明日、夜戦日でしたね…」 初めて以降、一週間に一回は、夜戦をしてもらっている。 「明日は、気合い入れないと」 +後書き 255 :カルガモ ◆ij0uQpYHCo:2014/11/23(日) 14 27 54 ID AWJFqZtI よし終わり! 秋月に一目惚れしました。こんな感覚は春の天津風以来です。 あ、前スレで天津風の書いてた者です。残りのストックは時津風と初風なんですが、いまいち難産なんです…国語力が、国語力がちょこっと足りないのかな…? これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/142.html
前の続き 「熊野……ちゅ……うん……ん」 「ん……はぁ……提督のキス、いつもお上手ですわ……」 2130時、俺と熊野は今日の仕事を終わらせ今では二人で甘いキスを交わしている。 だけど今いる場所は普段から用いている執務室の奥にある居室ではない。 天蓋付きのベッド、ふかふかの絨毯と豪華な調度品の備わった部屋。 鎮守府内の宿舎にある一室……着任した俺に当初充てられていた正式な部屋だ。 着任した頃からこの部屋の豪華さに辟易して使う気がなかったのだが、今夜から暫くはここで生活する事となる。 まぁ、その原因を作ったのは今俺と抱き合っている熊野なのだが……。 彼女も自分の部屋に戻らずここで一緒にいてくれるのだから何も言うまい。 「それじゃ、キスも終わったところで……それっ!」 「あん……」 俺は熊野とのキスを済ませるとすかさず彼女の後ろに回り込みその胸を揉みしだく。 小さいが柔らかく程良い弾力を持つ乳房は指で揉めば押し返してくれる。 「今日は本当によく我慢したな……仕事も予想以上に早く終わったからご褒美にお昼の分もいっぱい可愛がってやるからな」 「提督……今はおっぱいではなく……ここを……」 そう言った熊野は俺の手を取ると、スカートの中へと導く。 「ああ、そうだったな。ずっと我慢していたんだから…………」 「ひゃあんっ!指で触られただけなのに、膝がガクガクしますわ……」 「いや、それ以上にもの凄く濡れているじゃないか……本当にすご……まるで昨晩のお漏らしといい勝負……」 まだ下着の上から触っただけなのに、熊野はかわいい叫び声をあげる。 だけど、俺も触ってみて下着の濡れ具合に驚いた。 熊野の秘所はもう完全に出来上がっていて、いまかいまかと待ちわびているという状態だった。 よく見ると、太ももを伝って垂れた愛液はニーソックスに染み込みその色を変えている。 「て、提督ぅ……わたくしもう、あれからずっと我慢してますのよ……夜になったらと思って頑張りましたの……」 「ああ、ちゃんと俺の言いつけた『おしおき』に耐えたんだから存分にかわいがってやるよ」 「期待してますわ……」 朝っぱらから激しく愛し合った俺たちだったが、結局俺は射精できず熊野だけが連続で絶頂し最後は失神して終わってしまった。 その後、目が覚めた熊野は彼女らしくもなく自分だけが先に達してしまったことでかなりへこんでいた。 ちょっと欲求不満だった俺は、そんな彼女に「おしおき」することにしたのだ。 それは「昼の休憩時にするセックスは無し、ついでにオナニーも禁止」という言いつけだった。 俺から言い渡された「おしおき」の内容に熊野は引きつったが、最後まで耐えてくれた。 さすがは俺の秘書艦だけのことはある。 「俺も、こんなになっているからな……触ってみろよ」 「こんなにって……うそ……朝方よりまだ大きそう……」 「俺も熊野と同じでずっと溜めこんでいたからな」 ズボンの上からでもわかるぐらいに怒張した肉棒へ手を置いた熊野は、これから自分がされる事への期待と、体の疼きからか瞳を潤ませて俺を見る。 彼女のそんな表情を前に、俺は自分のガチガチになった肉棒がはち切れそうになった。 「提督……あの、わたくし……お願いが……」 「どうした?このまま下着ずらして入れてほしいのか?」 おねだりではなく「お願い」という熊野の言葉が引っかかる。 「すぐにでも入れて欲しいのはありますけど……」 「言ってみろよ」 「なら、今晩は……提督の精液、全部この熊野の子宮に注いでくださるかしら……」 そう言った熊野は下着の中に手を突っ込んでいる俺の手に自分の手を重ねてくる。 ああ、顔真っ赤にしてかわいいなぁ。 俺はそんな熊野のブレザーを慣れた手つきで脱がしてやった。 「いいぞ、そこまで言うなら熊野のお願い通り子宮が満タンになるまで俺の精液中出ししてやるからな」 「提督……うれしい…………んんっ!!」 スカートを脱がせた直後、それまでこれからする事を期待していた熊野が小さく呻く。 何かに耐えるような表情と太股をぴったりと閉じてすり合わせる仕草……。 ああ、思えば晩飯のあとローズヒップティー飲んでいたけど机の前から書類相手に動けなかったよな。 「おしっこだろ。トイレ行って来ていいぞ」 「い、行きたいのですが……提督、その……」 俺の言葉に熊野は我慢する仕草のまま動こうとしない。 いや、俺に若干もたれかかっているということは……。 「膝に力が入らないのか、仕方がないな。それじゃ……」 「えっ、提督っ!きゃっ!」 普段の居室ならお漏らししてくれても一向に構わないが、さすがに今の部屋でされるのは拙い。 そう思った俺は、熊野をお姫様抱っこして部屋の奥にあるトイレへ向かった。 「ほら着いたぞ。俺は外で待っているから終わったら言ってくれよ」 途中で熊野の下着を脚から抜き取った俺は、トイレに入るや彼女を便座にすわらせ個室から出ることにする。 ベッドの上で絶頂と同時に失禁した時でも恥ずかしがるのに、本来一人で入るべき場所で普通に排泄する所を見るのはさすがに悪い。 だが、ドアノブに手をかけようとした時、熊野に手を捉まれた。 「待って……」 「ん?どうした熊野?」 「提督……わたくしがおしっこするところ、見ていただけませんこと……」 振り返ると、座らせてやった時より足を開いた熊野がどこか期待する様な目で俺を見ていた。 彼女の股間に目をやると、無毛の恥丘からは愛液がこぼれ便器の中に滴り落ちている。 「いいのか?」 「何度もお漏らしする所を見られてますのよ……今更ですわ。それに……まだわたくし膝に力が入りませんの……」 「わかった。終わるまでいてやるよ」 俺は熊野の両脇に手を入れて彼女を支えながら、その秘所に目をやる。 見られながらするのはやはり恥ずかしいのか、なかなか出なかったがじっくり待つと……。 ぴちゃっ……ちょろっ……ちょろっ……ぷしゃああああああぁ…… 「おっ、出てきたか」 「あ、ああ……わたくし小さい子みたいに見られながらおしっこしてますわ……」 熊野が羞恥心で顔を真っ赤にして絞り出す様に呟くと、我慢の限界点を超えたのか尿道から黄色い水滴が落ちたかと思うと一気に放出された。 しゃああああああああああああ…… 「すごい量だな……まぁ、ずっと我慢していたわけだし当然か」 「やっぱり……見られながらは恥ずかしいですわ……」 「そりゃそうだ。だけど滝の如き放尿とはこのことだな。絶景絶景」 尿道から放たれ便器に流れ込むおしっこの勢いが衰える様子は無く、俺はただただ見とれてしまう。 その量は、リアルタイムでおしっこの状態チェックが出来るぐらいだ。 「色、においは正常で泡立ちもすぐ消える……うん、健康そのものだな」 「もう……提督、そんなにはっきり言わないでもらえませんこと……」 「可愛い秘書艦の健康をチェックするのは提督として当たり前だぞ……と、もうすぐ終わりか」 しゃあぁぁぁぁ……ちょろっ……ぽちゃっ…… やがて、おしっこの勢いは弱まりついに止まる。 俺は顔を上げて熊野の表情を確認する。 「すっきりしたか?」 「はい……ですけど……とっても恥ずかしかったですわ……」 「だろうな、だけどいいもの見せてくれてありがとうな……んっ……」 「えっ……ん、んん……」 相変わらず熊野の顔は羞恥心で真っ赤だったが、俺がそんな彼女にご褒美のキスをすると当たり前の様に舌を絡めてきた。 その間にトイレットペーパーを手に取って尿道にあてがい、まだ滴り落ちているおしっこを吸い取ってやる。 それを二回ぐらい繰り返し、最後はウェットティッシュで優しく拭いて仕上げだ。 「こんなものか。よし、きれいになったぞ」 「提督がおしっこを拭かれるの、とてもお上手でわたくし気持ちよくなってしまいましたわ……」 「そいつはよかった。さて……出すもの出してスッキリしたわけだし、ベッドにもどるか!」 ********************************************************** 俺と熊野は今、ベッドの上にいる。 目の前には半脱ぎ状態でブラのホックも外れておっぱいが丸見えになった熊野がいるのだが……。 「て、提督……そのオチンポ……」 「ああ、自分でもここまでとは思わなかった」 自分の肉棒を取り出して正直驚いた。 ズボンの上からでも普段より大きくなっているのはわかっていたが、これほどとは……。 ベッドに寝そべり、今か今かと挿入されるのを待っている熊野も息を呑む程だ。 「普段より一回りは確実に大きくなってるよな……」 「提督のオチンポを見て怖いって思ったの初体験の時以来ですわよ……」 熊野の言葉で、初体験の夜を思い出す。 確かあの時は熊野がむちゃくちゃ痛がったから途中でやめたんだよな……。 「はは、初めての時はお互いガチガチに緊張したな。でも、あの時と違ってこれだけ濡れていたら大丈夫だ」 「ええ……でも、優しくしてくださらないと、わたくし泣いてしまいますわよ」 可愛いことを言う熊野に「大丈夫だ」と言った俺は怒張した肉棒をつかみ、熊野の秘所にあてがう。 そして、このまま一気にという気持ちを抑えてゆっくりと挿入する。 じゅぷり…… 十分に濡れそぼっている秘所に肉棒が沈み込んでいく。 「ひゃあぁぁぁん!て、提督のオチンポきついですわ……っ!」 「うわぁぁぁ……す、すごい!」 しかし、肉棒が半分ほど入った辺りで俺と熊野はその快感に耐え切れず同時に叫んでいた。 (な、なんだよこれ……朝にした時と別物みたいじゃないか……) 毎晩体を重ねて感じているはずの性器なのに、もたらされる快感は段違いだった。 肉棒を1ミリ沈み込ませるだけで快感が倍々ゲームで増えていく様な感覚に襲われる。 おそらく、熊野も同じなのだろう。 膣内は多量の愛液で十分すぎるほど潤っているのに、肉棒に絡み付き纏わりつく肉ヒダの感触が半端じゃない。 飢えや渇望感というものを性欲に変換すればこうなるのだろうか、とにかく強烈な快感がもたらされ頭がクラクラした。 でも、ここで終わりじゃない。 ここから全部挿入して俺も熊野も存分に気持ちよくなって、彼女のお願い通り子宮が満タンになるまで俺の精液を注いでやらないと。 そう思いながら残り半分をゆっくりと挿入する。 やがて、肉棒の先端が子宮口に当たるのが分かった。 それでも、肉棒が根本まで入り切ってないのを見て普段より大きくなっているのを実感した。 「熊野、大丈夫か?」 熊野の顔を見ると、呼吸が荒く眼に涙を浮かべていた。 それが苦痛によるものではなく快感によるものだとわかる。 多分、挿入している間も何度か達していたのかもしれない。 「平気ですわ……提督のオチンポ……太くて素敵……毎晩感じてますのに」 「このまま動くぞ。約束通り失神しても精液を注いでやるからな」 「よろしくてよ……」 俺は熊野の胸に手を伸ばし、その乳房を揉みしだきながら腰を動かす。 最初はゆっくりと……途中で暴発しないよう慎重に動きを速めていく。 しかし、愛液で十二分に潤っているのにも関わらず熊野の膣内はきつく、肉ヒダが執拗に絡みついてくるのがわかった。 「やっぱ、熊野の膣内はきついな……気持ちいいけど」 「て、提督の、オチンポが太すぎますのよ……」 「嬉しいこと言ってくれるな……それじゃ、このままおっぱいも可愛がってやるからな」 「ひゃあぁん!て、提督何をなさるの……」 そう言った後、俺は熊野のピンと立ったチェリーピンクの乳首を軽く噛みながら吸ってやる。 乳首を吸った直後、熊野が可愛い叫び声をあげる。 同時に、膣内が肉棒を締め付けるのがわかった。 「く、熊野……いきなりそうやって締め付けられたら俺……」 「だって、提督のオチンポがわたくしの膣内で動くから感じすぎて……それにおっぱいまで……あ、い、イキそうですわっ!」 「俺も……このまま、膣内に出すぞ!」 「ええ、このまま……このままわたくしの膣内に出してくださいませっ!あ……あああぁぁぁんっ!」 「く……ううっ!」 熊野が体を反らして絶頂するのと同時に、俺も熊野の膣内に射精する。 朝から充填された精液が一気に解き放たれ、明らかに普段より長く射精しているのが分かった。 「あ……ああっ……提督の精液……熱いですわ……」 「熊野のオマンコ……まだ俺の精液欲しがっているな」 「あら……提督のオチンポもまだ元気なままでしてよ……」 俺の肉棒は射精した後も萎える様子は全くなく相変わらず硬くいきり立ったままだ。 熊野の膣内も肉ヒダは相変わらず肉棒を求めて「きゅっきゅっ」と締め付けてくる。 どうやらお互いにまだ求め足りないみたいだ。 「熊野、もう一度するぞ。いけるかい?」 「もう……提督は相変わらずお強いですわね……でも、そう仰られるなら……よろしくてよ……」 「それなら、今度はもっと激しく動くからな」 熊野のおっぱいから手を放した俺は、熊野の引き締まった腰をつかむと最初の時より激しく動く。 一度射精したおかげで余裕が出来たのもあってかなり楽に動くことが出来る。 今度は、一発目みたいな不完全燃焼な絶頂ではなく十分に快楽を充填してからの絶頂を迎えたい。 「熊野……熊野……また締まり具合がきつくなっているな……」 「て、提督のオチンポも射精してから今、わたくしの膣内で大きくなって……ますわっ!」 言葉を交わしている間にも俺は腰を振り、何度も熊野の膣内を刺激する。 それによって膣内の締まりが徐々にきつくなっていくのがわかる。 性感と射精衝動が高まり、腰の動きも激しくなる。 「て、ていっ、とくぅ!はぁっ!ああんっ!」 「熊野……膣内に……膣内に、出すぞ!!」 その言葉に熊野が両脚を俺の腰へと回し、しがみ付いてくる。 「はい……出して、出してくださいませ……っ!提督の赤ちゃん……わたくしに産ませてぇっ!!」 「ああ、たっぷり出してやるからな!」 俺の一言に反応するかの如く、熊野の肉ヒダが更に絡みつき肉棒を奥へ奥へと導く。 次の瞬間、一度目より激しい勢いで精液が放たれる。 「提督……提督ぅ……ひゃぁっ!ひゃあぁぁぁぁぁぁんっ!!ああっ!!ふあぁぁぁぁっ!!」 熊野は俺に両脚だけでなく全身で抱き付いて快感を求め高い声をあげて絶頂する。 放たれた精液に反応するかのように熊野の膣が更にきつく締まり、精液を一滴残らず搾り取り子宮へ導こうとする。 「うあ……とまらねぇ……すごい……」 「あ……ああ……提督の精液……まだドクドク流れ込んできますわ……」 俺は口を半開きにして肉棒から全身へもたらさせる快楽と未だ止まらない射精の快感に身を震わせる。 熊野は絶頂しながらも両脚は俺の腰をがっちりホールドしており、秘所に栓をした状態になっている為精液があふれてくる様子はない。 恐らく子宮を満たすだけにとどまらず卵管を遡って卵巣そのものにまで到達するのではないかと思えるぐらいの射精。 その長々と続いた射精が終わると、俺たちはそのままベッドに崩れ落ちた……。 ********************************************************** 昨晩にも増して激しく深く愛しあった俺たちはベッドで横になっていた。 しかし、俺の肉棒は半勃ち状態で熊野の膣内におさまったままだ。 この状態でも熊野の膣が「ちゅっ、ちゅっ」と肉棒へキスする様に軽く締め付けてくるのがたまらない。 「凄いですわ……提督の精液で子宮が満たされているのがハッキリわかりますわ……幸せ……」 「これなら、安全日でも受精するだろうな……」 熊野はうっとりとした表情で下腹部を撫で、俺も彼女の下腹部に手を伸ばす。 俺の精液を全て受け入れた為か、熊野の下腹部はまるで妊娠初期の様にぷっくりとふくらんでいる。 こんなになるまで出すとは俺、枯れたりしないだろうな……まぁ若いからそんなことないだろうけど。 「あら、提督ったら何を勘違いされていますの?」 「へ?」 俺の言葉に熊野は嬉しそうに微笑みかけてくる。 しかし、勘違いってどういうことだ? 「わたくし、安全日なんて一言も言ってませんわ。内緒にしてましたけど……今日は排卵日ですのよ」 「え……ええええええっ!?」 熊野の口から出た言葉に俺は絶叫する。 射精した時は気に留めなかったけど、ちょっと待て排卵日って? 「これだけ出されたならもう責任をとっていただくしかありませんわよ提督?」 「せ、責任とれというなら取るけど、そもそも艦娘に生理ってあるのか?」 「そんなの、当り前ですわよ……提督ってデリカシーがありませんのね……」 いや、武装を解体した艦娘が普通の人間として生活を送るってのは聞いたことあるけど、現役の艦娘にもそんなことあるなんて……。 俺が呆けた様な表情でいると、熊野が少し不安そうな顔をする。 「提督……わたくしが提督の子供欲しがってはいけませんでしたか?」 「そんなことないぞ、むしろ嬉しいぐらいだ。熊野、改めて言うが……俺の赤ちゃん産んでくれ」 正直、自分がこの若さで提督どころか父親になるなんて思ってなかったが、こんなに愛し合っている女の子が俺の子供を欲しがるのを拒否れるわけがない。 「嬉しい……とても嬉しいですわ……。それなら、これからも改めてお願いしますね。……あ・な・た」 「ははは……」 満面の笑顔で俺に抱き付く熊野の頭を撫でながら俺は今日一日の彼女の様子を思い出す。 (きっと、熊野がやたらと朝から感じやすかったのは排卵日の影響なのかもな……) そんな事を考えながら俺は他の艦娘にどう説明しようかと頭を悩ませるのだった。
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/720.html
353 :鎮守府慰安労働 小ネタ:2015/12/17(木) 02 15 38 ID mOdTVJrk 「あの、東さん。こんなことは良くないと思うんですが……」 「そう言うな。俺だってできればこんなことはしたくない、だが必要なことだ」 「確かにそうかもしれませんが、こんなことをするなんて」 「俺が頼んだことだ。それに海風も手伝うと言ってくれた」 「そうですけど。うぅ~……」 恥ずかしそうに顔を赤らめ、東をなだめようとする海風の抵抗も無意味に終わった。 椅子に腰掛けた状態の海風の前に跪いた東は、落ち着き払った声と共に腰を折る。 思わず内股になる海風の表情は、今にも火を吹き出しそうなほど真っ赤だった。 普段の落ち着いた姿はどこにもなく、ただ羞恥に身もだえする可愛らしい少女でしかない。 それもそのはず、あろうことか東は海風の太ももの間に顔をうずめているのだ。 あえてどちらも口にはしていないが、海風の下着ははっきりと見えてしまっているだろう。 しかし見えることも見られることも互いにわかっていて、意識しない方が無理である。 細くもちょうどよい肉付きの海風の太ももに東が触れるか。 あるいは太ももどころか下着に東が触れてしまうか。 どちらにしろ海風からすれば経験したことのない状況であり、堪えがたい羞恥に襲われていた。 しばらく東の頭を押さえていた海風が、羞恥に耐え切れずに口を開く。 「せめて入渠だけさせていただけませんか? 遠征帰りで汗かいてるんです」 「それでほのかにスカートの中が温かいのか。むしろそれがいいとすら感じてしまう」 「もういやです~! やっぱり変態さんじゃないですか」 「……それを確かめるために手伝ってもらってるんだ」 不意に我に返った東は、体を起こして海風を見上げた。 改めて目が合うとお互いに気恥ずかしくなったのか、ごまかすように視線を逸らす。 事の始まりは東が青葉に襲われた際、脚フェチに目覚めてしまったのではないかと言う疑心である。 慰安夫として様々な権限を新たに与えられた東だが、おかしな性癖に目覚めたくはなかった。 浦風、青葉、大和とそれぞれの艦娘との関係は、どちらかというと東は襲われた側である。 しかしその一方で“よかった”と思わないわけではなく、肯定したくはなかった。 そのため海風に確認を取ってもらいたいといったのが始まりで、事ここに至る。 +後書き 354 :鎮守府慰安労働 小ネタ:2015/12/17(木) 02 16 42 ID mOdTVJrk 続けたいけど続くかどうかわからない そもそも海風が未着任だから性格があってるかもわからないので、キャラずれてたらごめんなさい というわけで話が続いたらまた書きに来ます、それでは これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/